新年になった。やっと書く時間ができた。別に特別変わったこともないのだが。今年もよろしくやりたいなと。

迎撃用のイージス・アショアもF35もいずもの空母化も、北朝鮮を意識させてはいるが、対中国の意味の方が強いと思う。もっとも、私は専門家ではないので、あくまで予想ではある。
しかし、今の状況で対中国用と言って調達ができるだろうか?中国が反発するのは必至であり、当然、日中関係にも影響がある。表だってできないところで、北朝鮮の脅威を強調しているのである。だが、中国の方が現実の脅威になりうる。
北朝鮮が、先制攻撃をすることはまずない。なぜなら先制攻撃は亡国のきっかけにしかならないからだ。誰がどう見ても何かした瞬間に袋叩きになることは明らかである。たまにキム・ジョンウンは何をするかわからないとか言う人がいるが、そんなことはない。彼の目的が国体の護持であればあるほど先制攻撃はあり得ないということがわかる。逆に、先制攻撃をされないようにするための核開発なのだ。兵器として実効的に使える核があれば、各国は容易に手を出せなくなる。そのために国内の状況に係らず何よりも核開発を優先して進めていると思われる。なので、北朝鮮の脅威は実効上ないはずだ。今までインドもパキスタンもイスラエルも核兵器を所有したが、イランもかな、撃った奴はいない。撃ったが最後国は亡ぶ。繰り返しになるが、北朝鮮が現実的な脅威になることはないのだ。では、そんなことはわかっている政府がなぜ防衛力強化をするのか?中国が脅威なのだ。
中国は、AIIBや一帯一路構想をベースに、国際的な仲間を増やしつつある。そのためか、南シナ海の基地局建設や領有権問題もあまり騒がれなくなって来た。日本のメディアの興味がなくなったからなのかもしれないが、その後の状況はあまり取り上げられない。結果として、例えば中国が尖閣諸島に手を出してきたとした場合に、中国側につく国が出てくるかもしれない。なぜなら、尖閣諸島は日本と中国だけに意味があり各国には利害関係が無く、中国の味方をした方がその後のメリットが大きいからだ。中国の日本から見たらわけのわからない尖閣諸島の領有権主張も正当と見なす国も出るだろう。そのぐらい中国は国際的に影響力を持ち始めている。米国が手を引いたところには必ず食い込み支援して影響地域を拡大している。米国は、実質的な統治状態を重視する。今は日本の味方であるが、実効支配が続けばそのうちに認める可能性はあるのだ。中国は国連の常任理事国であることも重要だ。拒否権の発動ができる。ということは中国への制裁は基本的にないのだ。と考えれば、いずれ中国が事を起こす方が実際にありうる脅威なのだ。
で、日本が独自に動かせる兵力でまずは排除する必要がある。すでに海上保安庁の対応力は見切られていると考えるのが妥当だ。漁船ですら退去させることができていないし、常時警備もできていない。北朝鮮の船が日本海沿岸に流れ着いていることを見ると全国的に穴だらけな気もする。そんな状況で中国がその気になったら海上保安庁だけで対応することは不可能だろう。できるときにやらないと急にできないのだ。
対話で解決するのが基本姿勢であることは変わりがない。でもそれは日本が平和であってこそである。ウクライナはロシアに因縁をつけられてクリミア半島を失ったままだ。ソ連のアフガン侵攻だって結果的に何も罰を受けていない。日本の正義が通るなんて保証はどこにもない。

ということで付け込まれないようにすることが重要で、そのためには少なくとも一時的に撃退できる程度の戦力の整備が必要なのだ。