慰安婦の問題は、日韓の間の溝になっている。ところで、慰安婦というのはなんだろう。ここでは太平洋戦争時に兵隊向けに開設された売春宿で働く売春婦である。慰安婦自体は軍隊ではよくあったようだ。売春婦は現在でも合法な国があるし、必ずしも悪ではない。そこで働く慰安婦の人権の問題である。日本でも人身売買が行われていた時代でもある。借金のかたに娘を差し出すなんてことがあった時代だ。なので強引なことがあっただろうことは想像できる。しかし、実態はよくわからない。慰安婦は給料はもらっていたという話もあるし、募集に応じたと言う話もある。その募集に際して夢のような物語で誘ったことも当然予想される。当時の日本は韓国を併合しており、労働力として韓国人を大量に動員していた。必然的に国内だけでなく朝鮮半島でも集めることになった。
ということで、集めたのは確かである。そこに国が関与し暴力的に強制的に動員したかどうかが問題なのだ。
で、今のところ国家が関与したり軍が直接関与した証拠はない。一部の軍人や仲介業者が暴力的に強制的に実施したことはありうる。ただ、国家としてそのように指示したことはないというのが日本の言い分だ。結果的にそういうことが起こったことも否定できないので、基金を造ったりお金を支払ったりしているが、国家としての責任を認めることはない。間接的な謝罪はするが、直接的な謝罪はしないということだ。
70年も経つと何が事実か最早わからなくなる。自分たちが信じてきた事が事実でそれを否定されることは許されない。ということで、日韓は主張を譲ることなく、今後も平行線であり続けるのである。根っこでリスペクトがないのだから経済協力もやめた方がいいだろう。国交は断然でよい。何の根拠もないが、その方が南北統一に進むんじゃないだろうか?

国家として何を謝罪するかである。日本が謝る気がないのは見ての通りである。