アウンサンスーチー氏の演説があった。対処をするというものだ。
ただ、国籍の付与には壁が大きいように思う。アウンサンスーチー氏が建前上は国籍を付与するように言ったとしても、実際にはかなり難しいように思う。
3分の1以上の40万人は追い出したし、戻りたくないという人たちもいる。戻ったとして、国籍付与にどのような審査が行われるのかもわからない。
基準が不明であり、申請しても認められる保証は現段階ではない。アウンサンスーチー氏は方向性は示したが、適切に実効されるかは監視が必要だ。
ロヒンギャは、現在ミャンマーに住んでいる人たちだ。その人たちはバングラディシュから流入したようだが、今となっては誰がいつ流入したのか証明できない。だから、バングラディシュはバングラディシュからの難民とは認めない。一方ミャンマーはバングラディシュからの難民であり元々のミャンマー国民と認めない。調査をしたときにそこにいたらその土地の人と思うしかないじゃんというのが、第三者である私の考えだ。軍政権だったときに認めていないのは軍政権が人道的でなかったからで、それを踏襲してしまっては意味がない。もし、不法に入国したというのなら、不法入国者を特定し強制送還させる必要がある。国境に壁がないので、それができていないのだ。不法入国を特定できない以上、追い出すことはできない。
しかし、ミャンマーの国民の多くは仏教徒でイスラム教のロヒンギャを気にかけない。人権問題より経済発展を優先している状況だ。
そんな中で、アウンサンスーチー氏は自分の意と反してでも進めなければならない。さもなければ国際社会はがっかりするだろう。