米国はなんだかおかしい。トランプ大統領が誕生したところからおかしくなってしまったのだろうか?
元々、米国が差別のない国なんて誰も信じていないのに、自分たちは差別をしていないと思いたいのだろうか?
あからさまに差別する人たちも表に出てきたし、それを攻撃する差別しない派の人々。南北戦争の再戦みたいでもある。最近は南北戦争の南軍の英雄の像を撤去することで騒いでいる。南軍は奴隷制度肯定派の代表である。差別しない派の人が否定したい気持ちはごもっともだ。
別に、白人社会のでの貧富も昔からあっただろう。そのはけ口が人種差別で、米国社会ではある程度容認されてきた(と私は思う)。ところが、最近、人種ではなく、白人内の差別が顕著になって来た。一方、優秀な人材はどの人種でもいるので、他の人種が自分たちの上に位置するようになった。人種間の差別ではなく、持てる者と持たない者との差別(格差だと思うが受け取る人によっては差別と感じる)である。そして、人種差別が許されなくなり、はけ口も閉ざされた。行き場のない人たちの不満がたまっている層/見捨てられたと感じている層は、暴れ出した。それに対抗するかのように、現在の状況を維持しなければならない人々は自分たちの既得権益を守るためにも、この集団を攻撃し始めた。ネットを使って、いつにもまして冷静ではない対応である。それほど、米国の根幹の問題が表に出てしまったのか。表向き差別はない振りをしていた人たちが、差別が表に出たことに強く反発している。自由の国アメリカ何だから、何を言うのも自由に思うが、今回の応酬は見苦しい。車でデモに突っ込んだ白人至上主義者は犯罪者になるので論外だが、非常に感情的である。どこまで行くのか、本音が出尽くせば終わる気もするが、そのとき米国内が分断されているかまた一体に戻れるかはわからない。
まだ、日本はそこまでではないが、いずれそうなる可能性がある。それほど移民自体は多くないので、そこまでではないように見えるが、グローバル化が進めば同じになる可能性がある。日本国内の差別も0になったわけではない。
しかし人口増加が止まらない以上、難民も増え続けるだろうし、グローバル化が進む以上、格差は広がるだろうから、向かう先は明るくないよなぁ。