ネットが世の中に浸透してやたらと炎上が多くなった。炎上するとすぐにメディアが炎上という。大した炎上でもないのに騒ぎ立てる。
炎上ってなんだろう。人が意見を出しやすくなったが、玉石混交で収集がつかなくなった。目立つための極端な意見がより極端な意見を生み、拍車がかかっている。無責任な意見が飛び交っており、やたらと謝罪が増えた。安易な謝罪がさらなる謝罪を生み、謝罪をさせることが目的となっている。
ネットで意見を述べる者は多数でもないのだが、メディアも愚かなので極端な意見を多数の意見として世の中をミスリードする。
これは、欧米での英国のEU離脱や米国のトランプ大統領選出にもつながったのかも知れない。
ネットは、多数の意見があるが、自分の都合の良い意見を選べるようになった。正しいかどうかより、自分に都合がよいかどうかで選べる。そして、自分に都合がよい=正しいと読み替える人が増え、ネットの一部の”自分”に都合がよいような意見が取り上げられるようになった。
ネットの発達=個々の判断力の向上であるべきだが、あまりに情報量が多すぎて判断力の向上がついて行っていない。また、冷静な判断力がついて行かないので感情的な意見が主流になりがちだ。感情的な合意が論理的な賛成にすり替わる。
すべては自分に都合よく、自分が気持ちいい方に流れていく。まぁ、冷静に見ると嫌な世界だよね。ネットに依存するとネットに居場所がないと自分の存在自体が無意味に感じるようになる。人は元々弱いものだから、居るところがみつかればよいのだが、見つからないと悲惨なことになったりする。
ネットは遠距離でもつながるし、多様な意見が集めやすいのでいい面もあるが、悪い奴も多いし嘘も多いので嫌になる。気が抜けない感じ。