南スーダンのPKOは5月に撤退ということだ。
治安の問題ではなく、作業に一段落ついたのでということだ。
日本が撤退しようがしまいが南スーダンの混乱は継続しそうだ。
実際の混乱は、自衛隊がいる首都ジュバではなく、スーダンに近い地域で発生している。飢餓もそうだ。
駆けつけ警護の議論もよいのだが、このPKOは果たして何かを解決できたのだろうか?
何と言うか無力感だけが残る。
PKOの終わり方には複数ある。①平和になって終わる。②混乱がひどくなってPKO部隊が危ない状況となって終わる。③派遣側の事情によって終わる。
今回は、③かな。②とは言い切れないというか、現地の状況が不明なのでわからない。

ある記事で、PKOで人が死ねば政権が持たないというものがあったが、私はそうは思わない。それでひっくり返る政権は世界のどこにもにない。危険のないPKOなんて日本以外ない。自然に平和が維持できていればPKOは必要がないのだ。だからというわけではないが、自衛隊員が死んだからと言って政権がひっくり返るとは思えないのだ。その死に意味があるかどうかが問題になるはずだ。
そのPKO活動が役に立っていたのか、結果として役に立ったのか、その国の今後のために貢献できたのかである。
今回の撤退が、どれかにあたるのであればいいのだが、どれにもあたらないなら寂しいことだな。