「文書で約束すると文書開示の話もあるからということで、口頭でいろいろ確認させてもらってきた事実もある」と東京ガスが主張している。
これが事実だとすると、東京都はおかしな手続きをしているとしか言いようがない。
文書開示できないから文書で約束できない約束をしたということであれば、何か胡散臭い約束をしたと思われてもしかたがない。また、文書が無いからと言って東京ガスに責任をおっかぶせるのはさらにおかしい。結局、これ以上汚染対応の費用を負担しなくてよいという文面になってしまったのも仕方がないことだ。東京ガスは当然内部的にはメモを取っているはずだ。それを開示しないのは、東京都側の立場を考えてのことだろう。開示すれば影響も大きいだろうし、東京ガス側も無事で済まないのかもしれない。

豊洲問題は、そういう手続きの不備や費用の増台が問題であり、汚染の影響そのものの問題は識者と言われる方々が人体への影響はないと言うことを言われているので、そうなんだろう。その説明については、なぜそうなのかは都民(築地を使っているのは都民だけではないけどね)にわかりやすく説明してもらいたい。地下水が汚染されていても、遮るものが多々あるので販売する魚や野菜には汚染が広がることはないらしい。
しかし、汚染状況が測定時期により大きく変動する場合、継続的に調査をしていく必要はあるだろう。当然行われるはずである。
最近、築地でも土壌汚染があるということが強く報道されている。築地も豊洲も同じようなものということとか、東京都の埋め立て地で土壌汚染のない土地なんかないってことが証明されるかも知れない。とにかく、これまで測定していないことは問題な気がするので、その点は改善が必要だろう。