米国は不思議な論争をしている。日本ではなかなか考えづらい。
違法に入国した人を雇用するのは、やはりよくないことに思うのだが、インテリジェンスは今の米国は不法移民でなりたっているとのたまう。そもそもそれがおかしいのではと思う私は保守的か?
では、不法というからいけないとするなら、合法な移民だと思うしかない。
これは、トランプ大統領による問題ではない。米国のそもそも移民に不法な移民があるのかどうかの問題のようだ。移民を受け入れる派と、受け入れない派、バランス派の争いかも知れない。
米国政府は、これまでかたや不法移民を取り締まると言いつつ、かたやざるのように目こぼしすることで、バランスを取ってきたのだ。トランプ大統領はその誤魔化しを誤魔化しだよと言ったに過ぎない。うすうす、ごまかしに気づいていた人々は、トランプ氏を支持した。歴代の大統領は、職を奪われた人々には不法移民を排除すると言い、経営者には厳しくしないから大丈夫と言ってきたのだ。だから、米国には不法移民と呼ばれる人が大量にいるのだ。しかも、雇用してもよいみたいだし。労働者保護は米国民にしか適用されないだろうから、経営者は米国民を雇用せず安い賃金を継続するのだ。米国民は安い賃金で働くか失業かである。見かけの法だけ作っても抜け穴も同時に用意されることに気づいた人々はトランプ大統領を支持することとなった。
これから米国で起こることは、誤魔化しをなくすとどうなるかである。結果として、吉と出るか凶と出るかはわからないが、案外真ん中に落ちるかも知れない。