突然の怪我でびっくり。調子がよいと言っていたし、バブ選手やデルポトロ選手の棄権もあったし強敵が減っていたので残念だ。
ジョコビッチ選手だって棄権するしマレー選手も、錦織選手に負けたと思ったら、夏の連戦の疲労が原因だったりして、その後不調で休養した。
斯様に、連戦が厳しいものであるのは間違いない。錦織選手だけが棄権しているわけではないのだ。ましてや楽天オープンはたかだかATP500で無理するような大会でもない。
一般論ではあるか、棄権もありだ。

しかし、今回は日本唯一のATPの大会で、それなりに休養し準備もして来た中での臀部の故障というのが気に入らない。しかもまだ2回戦で無理する相手でもないのにである。これが相手がチリッチ選手とかそれなりの上位選手なら無理な動きをしたのかなとか思うのだが、好調で優勢な試合で無理もしていないのに怪我をするのはなんなのかな?
それとも、好調で優勢な状態で無理な動きをしたのだろうか?それはそれで、アマチュアかいなと思ってしまう。自分が無理せず動ける範囲が分かっていない。

多くのプレーヤーは、無理をして勝ちに行く試合と、負けても無理をしないですませる試合がある。上に行けない選手は常に無理をしなければならず、上に上がるまでは無理をある程度しなければならない。そこでフィジカルがもたないと、上に上がるのは難しい。そこを超えてシード権が得られると、楽になる。
シードされていてもすべての試合で勝ちにこだわるとやはり無理が出る。最近トッププロの早めの敗退を多く見かけるが、それは意識をしているかどうか別として、このトーナメントの何回戦かまでは無理しないという自己保身の習性なんじゃないかと思う。楽に準決ぐらいまで行けたら気合い入れるかという感じですべてを勝ちに行っていないんじゃないかと思うのだ。
真面目な錦織選手はこれができないのではないかと思う。もう少し勝ち方にこだわらず気楽にやればいいのに。

でもなぁ。3ゲーム目が終わったときに痛みが出たんだそうだが、どのプレーで怪我をしたのかすらわからないのは、致命的かも知れないね。今後も、怪我を防止するすべがない。中年の親父が分をわきまえずアキレス腱切るのはよくあるが、錦織選手が何でもないプレーで怪我をするというのは何かおかしいと思わせる。だから限界説なんかが出てくるんだろうが、ここまで来たのだから、マスターズ1000以上の優勝を期待している。
そのためには、絶対に怪我をしない程度がどこかを把握し下位との対戦をこなしてほしい。その程度を超えたからと言って常にけがするわけではないのだが、リスクを取らないのが一番だ。それでも勝ち進めると私は思っている。