イスラム教はとても厳格さの残る宗教である。それなのにここまで広まったのは不思議である。
しかし、それはある意味西洋文明とは相容れない。合理性利便性を考えれば、とても受け入れられない宗教に思える。非イスラム圏に在住しているイスラム教徒は多かれ少なかれ教義を逸脱しているように思う。酒を飲むことすらできない宗教である。他国においては何かと誘惑が多い。付き合いもある。祖国における厳格さはなくても、信仰心には変わりがない。となればゆるくなる。
人間は楽に流れる。なのでいずれ厳格さはなくなり緩くなっていくのだろうが、まだなっていない。それは中東から北アフリカの広大な砂漠地帯で他の宗教が入らなかったからかも知れない。
さて、海外でお金を稼ぎ、だが緩い人たちに対し、祖国では厳格だが貧しい人たちがいる。ある意味、不平等感を目の当たりにするのである。これは何のせいだ?どうしてこの差は生まれるのか?と考えたときに、いくつかのパターンが考えられる。その一つがジハード、イスラム教を破壊するものとの戦いである。だから自分達以外は皆敵である。妥協はない。

宗教は人の魂を救うものだが、この戦いで救われた魂はあるのだろうか?