最近気になることがある。漫画でもアニメでも仲間と言う言葉がたくさん出てくる。仲間だから助ける。仲間だから大事にする。非常に閉じた範囲の人間関係に対してのみ、優遇する。どこにでもあることではあるが、少し心配だ。

何を心配しているかというと、仲間という存在の前に、行動の正しさに対する考え方が薄れてしまっている。私は「ワンピース」をある時期から見ているが、やはり仲間と言う言葉が出てくる。ただ、ルフィーは仲間を救うために戦う。何を言っているかというと、ルフィーは仲間を守るためではなくである。そこには、敵となる悪いやつがいて、それを倒すことで、仲間を救うのである。仲間となかよしでいるために他人に迷惑をかけたりしない。悪いことをやっている仲間を救うのだ。そして、回りの人に対しては善悪の判断が表になく仲間と言う言葉で表される。

それなのに、今の世の中、仲間だけを大事にし、それがよいことのように思われているように見える。仲間のためにルールを無視する、仲間のために他人に迷惑をかける、些細なことかもしれないが、仲間のためを美徳化したために、あほうな人々は仲間を維持することが一番大事だと考え仲間のためなら全てが許されると言い訳にするようになっている。仲間に隠れた正義(こっぱずかしい言葉)の意識が欠けている。いまどき正義で飯は食えないし、チョイ悪の方がかっこいい風潮だ。それが流行と言ってしまえばそうだが。


そして、それは会社でも当てはまる。