こんにちは。

鍼灸マッサージ市の五十嵐です。

 

つり橋効果ってご存知ですか?

 

つり橋を渡る時につり橋の不安定さでドキドキしているのに、

つり橋を渡り切ったところに

異性がいたら

 

そのドキドキを勘違いして「好きかも」と

認識してしまうことだそうです(諸説あります。確定ではないです)。

 

 

10年以上通っている歯医者さんが

すぐに効く麻酔を使うのですが、

打った直後は、

心臓がバクバクするんですよ。

 

打たれるたびに

「落ち着け、心臓。これはつり橋効果よ」

 

と自己暗示(?)をかけて

治療してもらっています。

 

 

今日はその歯科医さんを

台風でリスケしたので、

別の意味でドキドキしながら(めっちゃスタッフに厳しい人なのです)

この記事を書いています。

 

 

 

はい。

そんな話から今日のギモンへ。

 

 

 

 

ゆるツボではこう考えます。

 

 

「平熱が低い」だけでは不調の原因とは言えない

 

 

「私はもともと体温が低いんで、36.9℃でもしんどいんです」

 

仕事上、

こういう話はよく聞きます。

 

で、ちょっと厳しいんですけど、

そこ(体温が低い)にはあまり注目しません。

 

 

冷えと

体温と

身体の不調

の関係って結構複雑です。

 

そして心身の不調に

冷えだけが原因ということも

極めてまれです。

(例えば睡眠不足、食べ過ぎ。時に温め過ぎもあります)

 

 

平熱が低いだけで、不調と結びつけるのは

冷えの仕組みからすると不自然です。

 

 

 

ところが世の中は

冷えたら健康に悪いと思わせる情報が

わんさかあるんですよね。

 

体温計を作っている会社のサイト

医師

鍼灸師も

 

「低体温を改善しましょう」と言いますよね。

その影響は根深いです。

 

ちなみに低体温は、医学的には命の危機になるレベルの話でして、平熱が低いこととは定義が違います。

 

 

ゆるツボは

体温に関係なく、

寒さを感じたり不調を感じるなら

不快を楽にする対策を取りましょう。と伝えています。

 

 

体温に関係なく、

しんどいと感じる時間や回数が

保温や加熱・発熱で変わるなら

やっぱり人生が得すると思うからです。

 

 

 

五十嵐いつえでした