わが子が、人前であいさつができないので困っているというママがいます。
「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「ごめんなさい」は、
はっきりと言えるようにしたいものです。
どうしても、親御さんといっしょにいると、陰に隠れてしまい言わずに済んでしまいがちです。
なので、そんなときは、お子さんにおつかいをたのんでみましょう。
例えば、ママの知り合いの人の家に、「ものを届ける」などです。
その人の家のチャイムを押すと、家の人が出てきます。
「どなたさまですか?」と尋ねられたとき、
「こんにちは。〇〇です」とあいさつをします。
そのあと、要件を言います。
大人の人と話す機会を設けて、必然的に話す場を設定してしまうのです。
ママが近くにいないので、あいさつができているかその時はわかりませんが、
後日なにかの機会に、おつかいをたのんだ人とお会いした時に、
わが子がきちんとあいさつや会話ができたか、尋ねてみればいいのです。
人と対面して、だまって物を差し出すということはしないでしょうから、
なにか言うと思います。
最後、別れるときは、「さようなら」と自然と会話すると思います。
親御さんが近くにいると、照れくさかったり緊張したりする子も、
自分ひとりなら、案外しっかり言えたりします。
おつかいに行く前に、「こんなふうにあいさつして」「こんなこと言って」と、
レクチャーしておくと、お子さんも安心しておつかいができますね。