小6,小2,4歳の息子が、ゲームばかりして外で遊ばず困っている
というお母さんがいます。
お父さんと公園に行っても、すぐに帰ってきてしまいます。
夏は暑くて、外に出て遊べない日がありますね。
学校のプールも、中止になった日が何日もあります。
外遊びもなしです。
親御さんが子ども時代の環境と、ちがっていますね。
デジタルも身近にはありませんでした。
なので、子ども像が外遊びなのでしょう。
けれど、そこは、時代と環境が違うので、いちがいに「ダメ」な状況と
言い切れないところがあります。
とはいえ、、、子どもは、やはり外で元気に遊んでほしい!
そこから学ぶことがたくさんありますね。
なので、お子さんと話し合ってみましょう。
お母さんは、外に行って遊んでほしい。
どうしてか、理由も言いましょう。
息子さんたちは、家の中にいたい。
息子さんは、3人いるとのことなので、ひとりずつ理由を話してもらうのがいいでしょう。
お兄ちゃんに遠慮して言えないということがないように、
発言している人がいたら、それを遮らずに聞いてみましょう!
まず、お互いの思いを出してから、どこで納得するか着地点を決めます。
4人の思いを実現する方法です。
お母さんだけ、長男くんだけ、次男くんだけ、三男くんだけの思いではなく、
みんなの思いをくみ取りながらも、お互いがすこしずつ妥協する。
面倒くさい作業ですが、これをするしないで、
このあとの、生活が変わってきます。
お母さんの思いを一方的に伝え、それに従わせようとすると、
お子さんが小さいうちはいいのですが、大きくなると、かなりの反発をくらいます。
三人いるので、なかなか手ごわいです。
常に、お母さんは、みんなが「元気に育ってほしい」から
このようなことを言っているんだよということを、話す機会をもってほしいのです。
そうすると、たとえば、小6の長男くんが、「4歳の弟にとっては、外遊びは大事なんだな」
ということを感じてくれるかもしれません。
長男くんのリーダーシップがキーポイントです。
お父さんとは遊びに行くようですので、帰ってきたときに、どんな様子だったか聞いて盛り立て、
「やっぱり外遊びはたのしい!」と感じさせましょう。
外遊びの帰りに、すきな飲み物を飲める!とかでもいいでしょう。
また、お父さんとタッグを組んで、長男くんが下の弟くんたちの面倒を見た場面の話をしてもらって、
お母さんといっしょにほめるというのもいいでしょう。
あの手、この手をつかって、、、
ゲームもいいけど、外遊びってたのしいと感じるさせることが、近道かもしれませんね。