むかし、矢野顕子さんのCDを聴いていたら、
「お母さんだってほめられたい」という歌詞がありました。
当時、大学生だった私には、正直「ピン」ときませんでした。
ーオカアサンダッテ、ホメラレタイ?ー
子育てが終わった今ー。
そのきもち、わかります。
いたいほど、わかります。
十分すぎるくらい、わかります。
ほめられないんですよ。
だれもほめてくれないんですよ。
子育てをしている「お母さん」をー。
別にほめられたくてやっているわけではないのですが、
それでも、時々、疲れてしまうのですよ。
人が人を育てるのって、マニュアルがないので、
人のアドバイスが有効である場合もあるし、そうでないこともあります。
育てる人がちがえば、育てられる人もちがうー。
アドバイスをしてくれる人と、場所も違えば、時代もちがうー。
だから、わが子になにかあると、どうすればいいの?と
不安になるんですよ。
ひとりでは、抱えきれないものが生じるのですよ。
じゃあ、なにを頼りにすればいいの?
「本を読んで勉強したい」と思ったとしてー。
乳幼児を育てているときって、本を読む余裕がないのですよ。
もちろん、すきま時間はありますよ。
ただ、時間があったら「寝たい」ー。
産後は、小さい文字を見るのは避けましょうなんていうことを言う人もいます。
仕事で遅く帰ってきたパートナーに聞く?
有効な答えが返ってくると思えるでしょうか?
ママ友に相談する?
自慢と思われるかなあ。こんなこと聞いたら、バカにされるかなあ。
なんてぐるぐるすることありませんか?
まず、お母さんが「安心」すること。
これが一番。
あなたの「安心」できる場所は、どこですか?
ただ、自分の話を聴いてもらえるだけでいい。
ただ、雑談するだけで元気になれる。
そんな場所がどこかに1カ所あるだけで、安心感がちがいますよねー。
<今日のぽそり>
今日も子育ておつかれさま。それだけでえらいことなんだよ。。。