こんにちは。
今日はいいお天気だから、外に出たら気持ちよかったかもしれないな〜…と思いながらも、
なんとなーく疲れてたので家でゆっくりしています。
今日は阪神淡路大震災から30年となる日。
我が家のある阪神地区は、まさに大きな被害を受けたところ。
我が子たちの通う学校にも、この地震でなくなった子どもたちの慰霊碑があります。
生きていたら私と同じ年齢になるはずだった子もいます。
亡くなった当時、今の息子と同じくらいの年齢。
まだまだ明るい未来のあるはずだった、かわいいかわいい子どもをなくす親の気持ちを考えると…本当につらいです。
そして、南海トラフ地震がいつくるかわからないと言われている今、自分たちにとっても他人事ではないと思うと怖くなります。
私は震災当時、被害の小さい地域に住んでいたので地震がどれだけ怖かったかも体感していないし、大切な人を亡くす辛さも、その後の大変な生活も体験していません。
それでも、想像すると怖い。
だから、実際に震災を経験した方々はもっともっと怖いと思います。
自然災害はいつ起こるかわからない。
わからないことに怯え続けて生きる必要はないけれど、
あの時どんなことがあったのか
それを教訓に今なにをすればいいのか
それを考えて、伝え続けていくことが、この先の自分たちを守ることにつながるじゃないかなぁと思います。
今日は朝の情報番組(関西ローカル)で震災についての特集があって、
そのなかで「しあわせ運べるように」という歌が流れました。
この歌は、阪神淡路大震災の数日後、神戸市の小学校に勤務していた先生が作詞作曲されてもので、それからずっと小学校や追悼式典などで歌い継がれているそうです。
神戸市と同じ兵庫県で育った私ですが、私はこの歌を知りませんでした。
(小学校で歌った記憶もたぶんないです)
でも、うちの子たちは2人ともよく学校で歌っているそう。
息子は歌詞を見ることなく、テレビの音楽に合わせて一緒に歌っていました。
神戸市HP
あのとき亡くなってしまった子どもたちに向けて、30年経った今の子どもたちも思いを馳せているよ。
そう思いながら息子の歌を聞いていると、涙が出ました。
息子は、
「前にこれ歌ってる時、先生泣いてたで」
と少し不思議そうに言ってたけど、
もう少し大きくなればその意味がわかるはず。
保育園の小さい小さいときから、震災の写真を見たり話を聞いたりして「地震」について触れてきた子どもたち。
この時期になるとテレビでも地震の映像を見ることも多くて、心配性の息子は怖がって不安定になることもありました。
今でも、災害のニュースなんかを見てるときは黙って心配そうにしています。
それでいい。
実際に経験したことのないことは、見たり聞いたりする情報から自分なりに想像を膨らますことでしか理解できない。
過去を知り、正しく恐れて、これからどうやって身を守るのか考える。
そうやって、いつ来るかわからない災害に備えることが今できることなんだと思います。
私はこれを機に、防災対策や避難バッグを見直そうと思います。
そして、日頃の生き方も。
毎日を大切に生きてゆこう