いきなりですが…
今日思ったことを。
我が家の子どもたち2人は、同じ保育園にお世話になりました。
むかーしから地域に根付いている、公立の保育園です。
建物や設備はめちゃくちゃ古くて、冷暖房の効きも悪いし、雨が降ったら雨漏りもする。
公立だから、流行りの習い事系カリキュラムはないし、レンタル布団とか臨時延長保育サービスなんかの、痒いところに手が届くサービスだってなかった。
だけど、
子どもの命を守る。
ということに対しては、ものすごく徹底されていたように思います。
日々の子どもの健康管理、安全管理はもちろん、
万が一の防犯対策、災害対策もとてもしっかりしてくれていて、
様々なシチュエーションを想定しての避難訓練がかなりの頻度で行われていました。
朝の送迎時間にゲリラ的に避難訓練が始まることもあり、時間が許す範囲で保護者も一緒に訓練に参加!なんてこともありました
お迎えに来たのがたとえ身内であっても、「今日は〇〇がお迎えに来ます」と事前連絡していない限り、子どもの引き渡しをしてはくれませんでした。
事前連絡ができておらず、職場まで電話がかかってきて、
「今お迎えに来てくださっているのはどなたですか?引き渡して大丈夫ですか?」
と確認されたこともありました。
園側が真剣に子どもたちを守ろうとしてくれるぶん、保護者に求められるルールもそこそこ厳しくて、当時は「もっと融通きかんかねぇ?公立はカタいなぁ」と思ったことも多々あります。
でも、今となってはそれってすごくありがたかったんやなぁ。。。と感じています。
保育園を心から信用でき、我が子の命を預けることになんの不安なく過ごせたこと。
子どもたちが何事もなく大きくなっていくことが「当たり前」と思えていたことに、
心から感謝の気持ちしかありません。
人間のやることにはエラーが付きもの。
だけど、次は気をつけよう!では済まないエラーもあって、たとえ故意でなくても罪に問われることもある。
とくに、命を預かる仕事をしている人たちのプレッシャーといったら、それはそれはすごいだろうなぁ…と思います。
いつも一緒に遊んでるママ友にも、看護師や保育士のママがいます。
もし自分のミスで誰かの命を奪うことになってしまったら?と考えると、緊張の連続で疲れることもあるそうです。(そりゃそうだよね…)
我が子たちがお世話になった先生たちも、ただでさえ忙しい保育中に保護者に電話で引き渡し確認をするなんて、手間だし面倒だったと思うんです。
でも、子どもたちの安全のため!と思って徹底してくれていたんだと思います。
保育園時代が “楽しかった思い出” として子どもたちや私の記憶に残ってくれているのは、
たくさんの方の「子どもを思う気持ち」があったおかげなんですよね。
ほんとにほんとにお世話になりました。
今日の夕方、保育園時代お世話になった先生と偶然道端でお会いしました。
小学生になった息子を見て、
めっちゃ大きくなったねー!^^
お兄さんやーん!
でも相変わらず可愛いーー♡
と喜んでくれる先生と、照れてモジモジして何も言えない息子。笑
全然会話が成り立ってない状態でしたが、、、
こうやって、大きくなっていく姿を見てもらえるのって幸せでありがたい。
時折、可愛い盛りの子どもたちが犠牲になったというニュースを耳にするけれど……
世の中の子どもたちが安心して大きくなれる社会を、私たち大人がつくっていかなければいけないよなぁと思います。
どうしたら社会に貢献できるのかな?
恩返しができるのかな?
そんなことを考えた今日でした。