東日本大震災から10年の節目だった昨日。
TV番組も特別番組や災害対策番組が多かったですね。
我が家は、日テレで放送していた特番、
「今から1分後 もし大災害が起こったら?
♦命と未来を守る50の方法♦」
を見ていました。
私が自信満々で子どもたちに披露した知識、
地震が起こったらトイレへ逃げるねん!!
まずはコンロの火を止めるねん!!
は、もう古い!
だそうです^^;
防災研究・技術は日々進歩するので、定期的な知識のアップデートが必要ですね!
自然災害はいつどこで起こるかわからないので、どういう状況で避難をすることになるかは様々なパターンが考えられますが、
もし親子で自宅にいるときに災害が起こった場合、我が家は母ひとり子ふたりで避難することになります。
避難経路やケガの有無など、状況によっては息子を抱きかかえて(もしくはネネをおんぶして)避難することになるかもしれません。
そんなときに大きな避難バッグを持って動けるか?
ネネにも避難グッズを持ってもらうとしたら、何をどう運んでもらう?
これまでなんとなーく避難リュックや保存食を用意はしていましたが、
いざ本当に非難することになったとき、
【3人での避難ってどういう状況だろう?】と具体的に想像できていませんでした。
とにかく命を守ることが最優先である【一時避難】の際は持ち出す荷物は最小限に。
子どもたちの手を引く・抱っこ・おんぶができる状態に。
であれば、リュックよりベストのほうがいいかも。と思い、まずは防災ベストを購入しようと思いました。
防災専用でなくても、フィッシングベストでもいいかも。と思います^^
浮力材が入っているのもフィッシングベストならでは。(子どもたちは水遊び兼用のライフジャケットを用意しています)
たまに釣りにもいくので、本来の用途としても使えるし、お求めやすいお値段^^
こどもたちは自転車用のヘルメットがあるのですが、私は頭を守るためツールを持っていないので…
コンパクトに収納できるヘルメットも買っておこうと思っています。
あと、去年の夏に購入を迷った末、グッと我慢した浄水器。
これも災害時に雨水や井戸水を飲むことに使えるとTVで紹介されていたので、やはり買おうと思います。
保存食のローリングストックもそうですが、
災害時にしか使わないものではなく、普段使いと災害時使いを兼用できるアイテムを選択するほうが無駄がないですよね^^
それと。。。
モノの準備も大事ですが、心の準備もとっても大事。
いつかはわからないけれど近いうちに必ず来る。と言われている大地震。
来てほしくないけど…
来てしまったときにどう行動するのか、どこへ逃げるのか。
家族で話し合って、心の準備をしておくことは「いざ」のときの自分を救うと思います。
我が家で子どもたちを守れるのは私しかいないので…
その責任を果たすためにも、防災についてもっと勉強していきます!
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日テレの防災番組を見ているとき、いつもに比べて食が進んでいなかった息子が、
急にポロポロと涙を流し出しました。
「怖かった? 大丈夫大丈夫。」
と声をかけると、我慢できなくなって大粒の涙を流して号泣。
遡ること2年半。
2018年に大阪北部地震が起こったとき、彼は3歳になる直前でした。
その日、私は東京出張のためいつもより早く家を出発し、地震発生時は電車のなか。
子どもたちは学校・保育園に出発する直前。
電車のなかにいた私は全く揺れに気が付かなかったので、揺れの恐怖を感じることはなかったのですが、
子どもたちにとっては人生で初めての大きな揺れ。
かなりの驚きと恐怖があったようで、ネネはその後の数年間一人で留守番ができなくなりました。
息子はまだ小さかったので、きっともう覚えてないだろうと思っていたのですが…
「みいつけた!」(Eテレ)を見てるときにグラグラして、パパのコーヒーがこぼれた…
とそのときの状況を細かく覚えていて。
当時はそれが何だったのかわからず “怖い” という感情に結びつかなかったようですが、
保育園での避難訓練や防災の話、
TVで見る地震・津波の映像。。。。。
成長とともにそれが “あのときの揺れ” と結びついて、恐怖に変わったんだと思います。
昨日はお風呂もトイレも「ママも一緒にきて…」と私から離れず、
夜中も怖い夢を見ていたのか、何度も泣いて起きてしまいました。
教訓とするためにも、被害にあった方々のことを忘れないためにも、折に触れて災害の話を伝えていくことはとても大切。
だけど、大人が思う以上に子どもは繊細でもあります。
「恐怖」が大きくなって不安定になる場合もあるんですよね。
とくに我が子は2人とも感受性が強いタイプというか、繊細なところがありまして…
ただ恐怖を煽るだけにならないように、伝え方に気をつかわないとな~と感じます。
「怖いけど、ちゃんと準備してるから大丈夫!」と自信を持てるように準備をしていきたいです。