20数年前。
初めて中国に行ったときに
びっくりしたことは毎日大小さまざまあったのですが
これも軽くびっくりしました。
それは
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あくび。
お店の店員さんが接客中でも
構わず
あくびをします。
経済が発展し
いろいろなことが変わった今の中国でも
あくびをすること=失礼なこと
ではないようで
今日の中学校の指導でも
個人授業にも関わらず
生徒さんが何度もあくびをしたので
日本で人を目の前にあくびをすることは
失礼にあたるから
堪えるようにするということを伝えると
それまで口を大きく開けて
酸素を取り込んでいたのが
堪えることにより
調子が狂い
咽せたり、咳をしたり、終いには
気持ちが悪くなったというので
水を呑みに行かせました。
あくびは呼吸の一種なので
クシャミと同じように
すぐに変えられるものでもなく
口を閉じて鼻から吸って堪えると教えると
変なところに力が入り
痛みが出たりもするようですが
少なくとも日本人は
人前や授業中に堂々あくびをすることは御法度なので
今日は今年度最後の指導ということもあり
伝えました。
生徒さんは
ものすごくびっくりしていましたが
これが文化の違いで。
短期的な滞在ならば
伝えなかったのですが
中国に帰る予定はなく
来年日本の高校受験を控えているので
内申点も必要となる身。
なかなか教えてもらえない
日本の暗黙のルールやマナーを
フラットに伝えていけたらと。
知らない間に嫌われていた、とか
だから中国人は、、、と悪く言われないように
言葉だけでなく習慣についても伝えるのが役目だと
思っています。
中国出身の子どもも自分の子も同じ子育て感覚です(笑)