今思えばずっと心に変なしこりを抱えて生きてたように思う。
いつからだったのかな。物心付く頃にはしこり違和感を抱えて生きてたように思う。
高校卒業した後は寮付きの内定が決まってた所に就職予定だったけど、当時は先生が絶対、親が絶対の環境で生きてきて、自称進学校で、就職なんていつでも出来る事をしないで、ちゃんと資格を取って働いた方が将来の為だと言われ、進学した。
しかし、私の家は片親でシングルマザーで女手の1つで育ててくれたような家で、到底、お金というお金はないようなお家だった。
進学してからはものすごくお金の苦労が耐えなかった。学費滞納で学校の先生から呼び出しされた事もあった。バイトなんてしてる暇がない程、学業が大変で課題も多い学校だった。
むしろ、バイトなんてしてたら学費が倍でかかる留年コース。いつまでも進学出来ずにいた先輩もいた。
そもそもバイトなんてせず、まともに勉強してる先輩すらも留年するような学校だった。
私は学費以外でかかる費用は自分で工面する為にナイトワークに少し出るようになっていた。
2人部屋で他の同僚・先輩も住んでるような学生寮に入っており、門限も破り夜な夜な課題を放棄して、ナイトワークに出向く私に違和感を感じ始めていた人もいた。
もしかしたら、先生にチクった人がいたかもしれないって思う程、先生からの態度も厳しくなっていたし、当たりも強くなっていた。この子は学業に不真面目な子として目をつけられていたように思う。
ナイトワークをしながら足りない分の費用を稼ぐような形で働いて学校に通う生活に耐えられなくなり、とうとう学校を辞めた。
辞める事になった時には親は学費滞納ごときでやめないでと言い、辞めるなら実家には戻ってこないでと言い放った。
辞めてからもが大変だった。なぜなら、学校から借りてた奨学金を一括で払って欲しいと言われてしまったからだ。
日給2万近く貰えるキャバクラで働けば良かったが将来な事を考えて昼間は派遣の仕事をし始めたりしたが生活費で消える日々で非風俗のメンズエステなどに手を出して働くようになっていた。
稼いでもお金がなかった時の生活をしてた反動で散財してしまったり、貯金なんて1円も出来ないまま、歳を重ねていた。
学校に通っていた頃から精神疾患にかかっていた可能性があるのだがまともに働けなくなるような状態に陥り、働けてない期間が所々である。
その時は家賃滞納してしまったり、貯金で何とか生きてた事もあるが、実家に帰る選択肢は選ぶ事が出来なかった。
なぜなら、親からは突き放されてしまっていたから。
今思えば、働けなくなっていたのは気の持ちようとかではなく、精神的にボロボロで体も弱っていたのかもしれない。
今は親も私の状態を理解してくれていて、年内までは一人暮らしをするが、年明けには実家に帰って療養しようと思っている。
