最近になって障害年金制度というものを知った。
障害年金制度とは病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に現役世代の人も含めて受け取る事の出来る年金だそうです。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html By日本年金機構の公式HP
ただこの制度あるのはいいものの、しっかりと発症した日からの通院歴、病歴、職歴までも事細かにはっきりと分かっていたり、医者から指定された形式での診断書を書いて貰えるかなど申請するまでに必要な書類を作成用意するまでのハードル高い。
その為、成果報酬や着手金ありなどで社労士や弁護士が手伝うビジネスまである始末。
全く障害年金対象に優しくない仕組みになっている。
障害年金の対象者でも申請書類にちょっとでも不備があったり、医者の書く診断書の内容に不備があるだけでも申請書類を窓口ではね返されたり、そもそも申請自体が出来ないケースも多々あるそう。
また医者自体も身体的障害など明らかに分かりやすく症状のある疾患でない限り、障害年金の申請書類に協力的ではなかったり、書くのが苦手などでひな型の診断書は書けないと障害年金の理解度や認知がなく、あなたは受けれる人では無いという感じで断られるケースもあるのだそう。
何とも生きにくい世の中…
わたしも精神障害が発覚し、ずっと生きにくいグレーゾーンで今まで生きてきて、精神的不調により生活や仕事にまで支障をきたすようになった時に単発で精神科に行く事はあり、うつ病という診断名もつき、薬も処方された経験はあるが、当時は誰でも診断名はつくもので自分がそのような病気であるとは認めたくなかった。薬も怖くて飲まなかった。
その後、何が起きたかというと世間一般では自己管理能力不足や怠けと捉えるような自体が生じた。
ご飯もろくに食べれず、仕事中は異様な眠気に耐えられず、上司には期限付きで解雇の話もされ、それが引き金となり…仕事に行く事が出来なくなっていた。
仕事に行く事が出来なくなってからは、ずっと寝ても寝ても眠くてベッドから動けなくなるという事態が起き、家賃を滞納したり払えないローンを組んでしまったり、判断能力と労働意欲が減退し、何もする事が出来なくなってしまう状態に1ヶ月以上続き、家を追い出される程のレベルにまで達した事がある。
もう正社員フルタイムで働く事は諦め日雇いのバイトをしながらその日暮らしをするようになっていた。いわゆるフリーター生活。
恐らく、私のようなタイプはグレーゾーンと呼ばれるような立ち位置なのだと思う。
紆余曲折あり払えないローンを組み借金があるような状態で昼と夜を掛け持って働いたりしながらのその日暮らしの生活を続ける事、5年近く気付いたら経過していた。
また無気力で何もかも今生きてるすべてを終わらせたい、頑張りたくても頑張れない。体が思うようについてきてくれない。心と体がチグハグで寝たい時に眠れず、ずっと起きてる状態で、自律神経もやられてて、働けなくなりそう。また家賃を滞納し追い出されてしまうかもしれない。借金もある状態なのに。
以前と同じような状態になりそうだったのでどうにかしなきゃという思いで知人の紹介で精神科に行ったら、5年前に受けた時のうつ病という診断から双極性障害と診断がついた。
双極性障害について自分なりに調べていくと症状の例として当てはまるものが沢山あり、やはり、病気の1つだったのかと疾患を改めて理解する機会が出来た。
このまま、また、病気ではないと無視して生きていたら、また働けない状態となり、家賃を滞納していたかもしれない。
大袈裟ではなく過去に1度やってしまっているのとその当時の前触れと似たような心身的状態が起こったので床を這ってでも病院へ行き、病気が発覚して良かったのかもしれないと思った。
当時から嫌だった薬も飲み始め、少しマシになったがやはり、即効性などはなく、個人差・家庭環境などの背景、他の要因にもよるらしいが基本的に完治するものでないのだそう。ずっと付き合っていくようなもん。
恐らく、親の遺伝による要素も大きいようで双極性障害はうつ病とも見分けが付きにくい病気らしく、躁状態の時だと周りも異変に気付きにくいケースがほとんどだそう。
またうつ病と双極性障害、似たような病気でありながらも治療法が違く、診断を間違えられ治療を受けても余計悪化する人もいるそうだ。
突然、すべてを終わりにして働きたくても働けない。頑張りたくても頑張れない。体が鉛のように重くなってしまう。…etcという鬱状態と散財してしまったり寝なくても大丈夫ないわゆるハイな状態が続き極度に行動的になる躁状態のアンバランスが大きく出て、人生を破滅しないように今よりも少しでも生きやすくなるように病院は通いたいと思う。
障害年金の話はすっかり消えてしまったが…該当する何らかの障害でどうしようもないギリギリで生きてて困ってる人を助ける制度のはずだが着手金や成果報酬が発生してでも専門家のサポートを使わないと何らかの不備で申請書類を用意する事さえ難しい障害年金制度どうにかして欲しい。
またお医者さん側も重度な身体的障害がある人しか利用出来ないものと思ってる方も多いらしく精神障害で利用出来る事を知らないお医者さんも多いのだそう。
また、納付状態など要件を満たしている人なら申請は出来るそうだが申請書類が中々手強い…
確実に言えるのは生活保護が1番申請するという意味では要件を満たしている人であれば専門家を使わずともすぐ利用が出来るのかと思う。
私は生活保護までは利用したくなく何とか自立はしながらも、いつまた家賃を滞納してしまうくらいダメになってしまうか、ギリギリの状態で生きているのが嫌で保証として障害年金の申請はしてみようと思っているが、申請出来てからも半年以上、審査にかかるケースも多いそうでアテにはせずとも生きていけるだけの術を持ちながら、いつダメになってもおかしくない心身状態を精神科へ通いながらも、何とか乗り越えていきたいと思う。
グレーゾーンとは本当に生きにくい。
いっその事、障害者として認定された方が楽なのではないのかと思ってしまう程に、見た目はバリバリの健常者だけど、心はボロボロだ。
今日もギリギリの状態で日々を生きる。