2026.06.09
雨が降る前の「ズーン」とした重だるさ。40代からの心と体を、責めないための知恵。
6月、窓の外にしっとりと雨の気配を感じる朝。
目が覚めた瞬間、体に何トンもの重りがついているような、あの独特の「重だるさ」を感じることはありませんか。
「昨日はあんなに元気だったのに」
「やる気が出ないのは、私の気合が足りないせい?」
「それとも、年齢のせいなのかな……」
家事や仕事が山積みだと分かっていても、どうしても体がついてこない。そんな自分をどこか「怠けている」ように感じて、沈んでしまいそうになることもあるかもしれません。
でも、どうか自分を責めないであげてくださいね。その重だるさには、あなたのせいではない理由があると考えられているのです。
耳の中の「センサー」が教えてくれること
私たちの耳の奥には、気圧の変化を感じ取るセンサーのような役割を持つ部分があるといわれています。雨が降る前など気圧が大きく動くとき、このセンサーが敏感に反応して、体に「変化が起きるよ」とサインを送ってくれるのです。
すると体は、その変化に一生懸命合わせようとします。このとき、お休みモードのスイッチが強く入りすぎてしまうと、体は「ズーン」と重く感じられ、どんよりとした気分が押し寄せてくることがあります。
とくに40代を過ぎると、女性の体は年齢特有のゆらぎの時期を迎えます。コンディションがもともと揺れやすい時期に、気圧の大きな波が重なるのですから、体が「今は休みたい」と声を上げるのは、とても自然な反応。いわば、外の世界の変化に合わせて、体の中で懸命にバランスを整えている最中なのだ、と考えてみてください。

今日をやり過ごすための、小さなおまじない
そんな日は、無理にエンジンをかけなくて大丈夫。今の自分にできる、ほんの少しのケアを分かち合わせてください。
気圧の変化を受け止め続けている耳の周りを、優しくほぐしてみましょう。耳を軽くつまんで上下左右に引っ張ったり、ゆっくり回したり。ホットタオルで耳をじんわり温めるのも、こわばった緊張が解けるようで心地よいものです。
体が動かない朝は、いきなり立ち上がらずにベッドの中でゆっくり深呼吸を。曇り空でもカーテンを開けて、光を少し感じるだけで、心と体に「朝が来たよ」という穏やかな合図が届きます。コップ一杯の白湯をゆっくり飲むのも、内側からリズムを整える助けになります。
3. 「50点」で良しとする
「今日は低気圧だから、ペースが落ちて当たり前」。そう自分に許可を出してあげてください。家事は最低限、急ぎでない仕事は明日へ。天気に合わせて歩幅を緩めるのは、自分の体を大切にできている証拠でもあります。
天気に寄り添い、自分をいたわる
「昔はこんなに天気に左右されなかったのに」と思うと、少し寂しくなるかもしれません。でもそれは、あなたがそれだけ長く、一生懸命に自分の体と向き合い、歩んできたから。
気圧の変化を敏感に感じるのは、あなたの体が周りの環境と、とても繊細に響き合っているからです。
雨の日は、空も少しお休みしています。
だから、あなたも少しだけ歩幅を小さくして、自分をいたわる時間にしていいのです。
私たち「人生のサイド」は、あなたがどんな天気の日の自分も、そのまま受け入れられることを願っています。
今日は温かい飲み物でも淹れて、少しゆっくり。
雨音を味方につけて、心穏やかに過ごせますように。☕️🌿


