初めてシリーズ~真冬のコミケ編~ | 龍の巣~出来れば俺の人生リセットボタン~

初めてシリーズ~真冬のコミケ編~

コミケですよコミケ。
正式名称コミックマーケット、世界一のオタクの祭典。そんな季節が近づいてきましたよ。


突然ブッ飛んだ発言して申し訳ないんですが、オタクの間ではコミックマーケット(http://www.comiket.co.jp/ )と呼ばれるサバトな祭典があるんですよ。
ようは同人誌やゲームの即売会なんですが、最近のオタク文化のアレとしまして、二次元のエロスが満載なお祭りなんです。


少々偏った意見かも知れませんが、同人誌は18禁やヤオイ物、ゲームはエロゲー。
やって来るのは秋葉原でたむろしてるオタクやコスプレイヤーが基本。
そういうカオス的な空間なわけですよ、コミケって言うのは。
そんな雰囲気が大好きなオタクな僕も、御多分に洩れずコミケには行くのですが、初めて行ったのは学生の頃でした。


当時関西圏に住んでいた僕は、当然ながら微塵も金が無く、コミケに行きたいが為にバイトして金貯めて夜行バスという最安値の移動手段で東京に臨んだんです。
で、前日の昼頃にビックサイト近辺に着いたんですが、冬真っ盛りだったその時期に海辺に居るというのは苦行意外の何者でもなく、取りあえずビックサイト内での設営に何故か参加することになり


「僕コミケ初めてなんですけど、なんで設営とかやってるんですかね?」


と回りのオタクなお兄さんに聞いてみたところ「オタクの鏡だ!!」とか意味不明に褒められながらビクビク設営に参加してました。
そんなこんなで時間は過ぎ、夕方近くになり本格的に人間が並び始めた頃、僕も負けじと並んだんですが、季節は冬。
もうね、寒いのなんのて滅茶苦茶寒いんですよ。
でもね、正直まだ我慢できる範囲だった。 厚着もしてるし友達から借りた寝袋もある。
「こりゃー思ったよりか楽だな」とかタカをくくってたんですが、時間が深夜帯になり、列も膠着状態で結構人が明日に備えて寝始め、僕も疲れたので駐車場のスペースに並びながら寝ていたんです。


でもその時、天使の様な寝顔で寝る僕の顔へ水がかかったんです。
ビックリして目を開けますと、空から水が降ってくる。
うん、雨降ってきた。
野外で傘も差さずしかも真冬。こいつは尋常ならざる事態ですよ。


「でもまぁ、雨も弱いし眠いし…いいや」てな感じで無視を決め込んだ僕。
身体は完全防水の寝袋があるから大丈夫、顔にかからないように鞄を載せておこう。とか思ってた僕。


次ぎの日起きると大雨だった。


いやね、普通に雨が降り注いでるんですよ。
凄いザーザーいってやがるんですよ。
てゆうか顔を守るために置いておいた鞄に雨が浸透して、中に入ってた本が全部ダメになった。
それぐらい強力な雨だった。


ほんとね、泣きましたよ。でもね、本当の地獄はココからだった。
寝袋から出たら当然濡れるんですが、当時準備が不足していた僕は傘やカッパなんて気の利いた物は持参しておらず、雨がモロに当たる状態に。


周りに居る、昨日仲良くなったオタクなお兄さんの傘に入れてもらい、取りあえずは事なきを得たんですが、そこはそれ、やっぱ人の傘じゃないですか、ちょっと遠慮しちゃうじゃないですか。
そんな事してたら体が更に濡れていくじゃないですか。
しかも雨が横殴りで傘があんまり意味が無い。
最悪です。


その後数時間にわたり、真冬の海岸沿いで強烈に雨を受けるという体力の限界を感じる強制参加イベントをフラフラになりながらこなしたってもんです。
正直あそこで死人が出てもおかしくなかったと思う。


で、会場まで残り僅か!ッて時になってゴミ袋を手渡され、それを綺麗に裂いて屋根みたいな形にして頭から被ってみたんですが、これが非常にイイ。
雨とか楽勝で防げる。
もっと早くに渡してくれよ!!
とかも思ったんですが、まぁこの際よしとしましょう。


その後は普通にコミケに参加。
熱き血潮が漲っている猛者共を掻き分け、色々巡ってました。


それからは毎年2回コミケに行く事が僕の年間行事に組み込まれています。
今年の夏コミはかなり期待値が高いから楽しみだったりします。


オタク万歳。


あ、ちなみに件の雨なんですが、最後の方とか霙になって、会場に入った頃は猛烈な雪に変ってましたとさ。
帰りに寒すぎて銭湯いってきたからね。