中学校の通学路 | 龍の巣~出来れば俺の人生リセットボタン~

中学校の通学路

中学の時、毎朝がピクニックだった。


なんか初っ端から訳わかんないかもしれませんが、僕が通っていた中学校ってのが山の中腹にありまして(バリバリ登山伝説参照)そんな辺鄙な地にあるもんですから通学路とかも凄くて、登山コースに入るための林道とかが普通に通学路だった。

あの坂道全てにエスカレーターを導入するのを市で推進すべきだとか皆思ってたと思う。
しかしながら、世の政治家達は私腹を肥し誰も利用しない公共施設に人民の血税を投入するくせに、その様な動きは一切感じられなかった。

それどころか何かを完全に履き違えた教師共が「毎日の通学路で足腰を鍛え、非常に素晴らしい学校生活を送れる」とか息巻いていて、中学生の僕にも彼らの矛盾さが良く見えた。
若い中学生より、中年太りした教師共が毎朝車に乗らず駅から通勤すればいいんだよ。


過ぎた事に今更なにを言おうと手遅れなんですけど、まぁそれぐらい凄い普通に山っぽいとこに小・中・高とまとめて隣接してるんですよ。
なにが言いたいって、ようは通学路が山なんですよ、山、極端にいうと。
普通にピクニックコースとして利用されてるからな。
そこを毎朝毎朝登るんですぜ?
嫌になる。


しかしまぁ中学校に入学し「これから三年間憂鬱だなぁ…」なんて思っていながらも素直に学校に行っていた。
しかし、そんな山道の通学路を毎朝歩いてて毎回無事に行ける訳が無い。


ある日、僕が朝早くから学校に向かい、林道を歩いていたときだった。
この林道の途中から、とある進学校のグラウンドが林道のフェンスを隔てて面していて、その進学校のグラウンドが見える場所があるんです。


で、当時の僕はそこにさしかかったとき、新学校のグラウンドの方から


「ブヒブヒ!!」



とか豚の鳴き声が聞こえてきたんです。


僕も「豚? なんで?」てな感じで泣き声のする方をみたんですよ。
したらもう、そこには団体さん。
そこにおらせられるのは見紛う事無きイノシシでした。
しかもそのイノシシが、なにかに怒り狂ったように5~6匹いるウリボーと猪突猛進してるんですよ。
ヤバイでしょ、どう見ても。


一応フェンスがあるものの、奴らか見ればこんなもの紙の盾みたいなもんだろうし、ウリボーが居るってことはやたらにデカイイノシシは多分母親。
メスであのデカさってどうよ、身長170前後の僕の腰辺りまであるじゃねぇか。
あんなのに突撃隣の晩御飯とかされたら洒落になんねぇ。
しかも子供がいるからきっと気が荒くなってる。


ヤバイヤバイとか思っているうちに、彼女ら親子は凄まじい速さでブヒブヒ言いながら去って行きました。
その後僕は何事もなかったかのように繕いながらも、頭の中では「奴が襲ってきたらどうよ? いっちょヤッてみっか?」なんて無謀な事を考えてみたり「てかあのイノシシで鍋にしたら何人前なんだろう? いやいやマズ美味いのか、奴ら」みたいにドンドン頭が可愛そうな子な妄想にふけり「てゆうかイノシシって鳴き声ブヒブヒなんだ…」という部分まで考えたら学校まで着きました。


そしたらまぁ教師とかにも言うじゃないですか一応、イノシシ見たって。
しかし、その時の教師の反応は


「ああ、気を付けろよ。 進学校の方には俺が電話しとくから」


という実にお役所的な対応。
イノシシとか日常茶飯事すぎて珍しくも無いらしい。
どんな学校だ。


皆さんも学校行くときは通学路にイノシシが出ないか注意した方がいいですよ。