前回、
犬の進化について
お伝えしたので、
今回は猫の進化について。
地域によって違うのですが、
大体、
10-20年前までの猫は、
室内飼いといっても、
日中は外に出ていて、
ご飯の頃になると戻ってきて、
と言うことが
多かったと思います。
今でも、
そう言う地域もあるみたいです。
その当時は、
猫には基本的に
首輪はつけなかったので、
同じ猫が、
田中さんの家では
「みーちゃん」と呼ばれたり、
中川さんの家では
「ぽんちゃん」と言う名前を
付けられ、おやつや
ふわふわのお布団で
もてなしされていたり・・
といったことが
結構あったようです。
案外 、
要領のいい生き物ですよね。
人との歴史は
犬の縄文時代よりずっと後、
それも、
あちこち行っていたら、
飼われているのかも
微妙なところですが・・
そうそう、
猫のエピソードといえば、
なんと、
あの
明治の文豪、夏目漱石の妻は、
猫を20数匹飼っていました。
猫嫌いの漱石が、
「これ以上飼ったら離婚する」
と言うので、
しばらくは増えなかったのですが、
ある時、
漱石が数えると、
1匹増えていたそう。
そこで、
漱石が「あの時、離縁すると
言ったよな」 (ま、こう言う
口調だったかは別として) と
言ったところ、
奥さんは涼しい顔をして
「あの子はお客さまです」
と答えたとか。
いやー、
素敵な切り返しですよね。
漱石も、
1匹増えただけで気付くの
ですから
なかなかの観察眼。
さてさて、
話を元に戻すと、
完全室内飼いになった
猫たちは、
お世話付きの日本人に
お風呂に入れて貰ったり
爪切りされたり
色々なグッズを揃えて貰ったり、
だらりとした生活を謳歌
されています。
そして、
まるで犬のように、
お手をしたり、
じっと飼い主を見ていたり、
中には、
飼い主が会社に行かないように
腕にしがみついたり、
郵便を取ってきたり・・
と言う意識の高い子も
いるようです。
猫もまた、
飼い主に従順で
可愛がられている犬を見て、
学習しているようですね。
犬も猫も、
日本語を話すことは
できませんが、
飼い主が話している
内容は
100%理解している
と思っておいた方がいいです。
見ていると、
飼い主が出している
「音」が
「言葉」と言うもので
自分に対して何か伝えている
んだ と、ある日突然
「ピン」とくる
みたいです。
それまでは、
「 餌をくれる人」 だったのが、
その日から、
「絆」で結ばれる感じ
でしょうか。
その日がいつかは、
個体差はありますが、
うちの前の犬の場合は
分かり易かったです。
何か悪さをした時に、
危険な事だったから強く叱った後、
「まるこのために言ってるんやで」
(ま、ここは関西弁ですね)
と言うのを、
じ〜っと首を傾げながら見ていて 「はっ」と言う顔
をしました。
で、
その日の夜の寝言は、
ワンとかクーンとかではなく、
「まるこのために言ってるんやで」
と言う
イントネーションそのままの
寝言を
「ふぁふぁ・・・・」と言う音で
喋ってていました。
ちょっとした
カルチャーショックでしたね。
今の犬や猫も、
そこまではっきりした感じ
では無いですが、
「あ、なんか、
言葉の認識したっ」
と思った時がありました。
犬や猫も
異なる種のコミュニケーション
を 理解できるのに対し、
人間は、
種として劣ってるなー と、
思うこの頃。
言葉があるってことが、
逆に、
心の
コミュニケーションを
阻害
していたなんて
と考えさせられます。
©️2023 松宮紀代