アラスカ博物館と星野道夫ーアラスカその6

オーロラへの執着を手放してスッキリしたこの日はアラスカ博物館へ。

建物も美しい

太陽もキレイ。

アラスカは太陽が登らないので、日中はいつもこんな太陽がみえます。

（太陽は登らないで横にずれていく。夏は白夜。）

昼間でも影が長い。

中にはこんな巨体なクマのお出迎え。

  

マンモスの骨。

 

 牛のミイラ

 

2メートルはあるムース（鹿の仲間）。

そして、私はあまり存じなかったのだけれど、ここ博物館のかしこにある写真家の星野道夫さんの作品。

星野道夫さんはアラスカで最も愛されている写真家で、今回のツアーも星野さんのファンだからくる人も。

オーロラが見れる場所は各地にありますが、主催の野村哲也さんは星野さんが好きなので、毎回アラスカにくるとか。

これ、星野さんが自撮りした写真。

フィルムしかない時代にタイマーをセットして走ってポーズ

自分が大好きだったらしい

  熊の写真も可愛い。

 

川をわたるトナカイ。

残念ながら星野さんは熊に襲われて亡くなられています。

星野さんはある有名な写真家の人に、『とても綺麗な夕陽を見たら、愛する人にどう伝える？』

って聞かれた時に、

『なんにも言いません。ただ、その景色を見て変わった自分の姿を見せるます』

と答えたそう。

深いですね。

景色の本当の素晴らしさはやっぱり体感した人にしかわからない。

でも、もし、人を変える力があった景色なんだったら、よっぽどすごい景色なんだったと推測できる。

どんな景色を見ても、それを言葉で伝えてもあまり意味がなく、それによって自分が変化していくことが大事ですね。

アラスカの大自然の中で聞くとさらにその星野さんの言葉も響きます

博物館の外に出たら雪が砂漠みたいな模様。

ダイヤモンドダストなので基本キラキラしてます。

 

トーテンポール。一番上はカラス（レイバン）です。

アラスカではカラスの神話が一番多いそう。日本の八咫烏にも通じてるかも。

真ん中オオカミ、下は熊。

  寒さにもちょっとずつ慣れてきたかな。

この樹氷とか美しくて佇まいが好き

 

今回の旅ではこんなに寒いのに雪も降らず、天気も毎日良くて風もなかったのですが、こんなことは珍しいとか。

条件が揃わないと、こんな当たり前にみえた樹氷も見れないのだとか。

見せてくれてありがたい☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

場所を山の上のチェナ温泉に移動します。

国際会計士＆UEプラクティショナー　松原仁美

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