名実合致 ビストロ カリテプリ 大門 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

名は体を表す、の好例。

カリテプリとはフランス語で、カリテ=質とプリ=料金、つまり英語で言うところのコストパフォーマンスのこと。

その名の通り、このビストロ、やたらとコスパがいい。

料理はもちろん、高級店のそれとは異なるが、さりとて安かろう悪かろうの「俺の」的なレベルでもない。

いたって健全に、低い原価率でも何とか頑張ろう、と努力している様が見て取れる。

その甲斐あってか、店はいつも繁盛。

客の方も、ちゃんと本質を見抜いているということだ。

 

タパス的なタコとセロリのマリネ。

トウモロコシの冷製フラン。上には毛ガニの身と出汁のジュレ、アオサ、イクラなどが乗っていて、それなりに豪華。

ミキュイ(半生)に仕上げたスモークサーモンをタルトに載せたもの。ワサビ風味のソースなど、色々考えている。

ビストロ料理の定番、ハチノスのグラタン。

豪州ラムとイベリコ豚のロースト。

人気のデザートは、キャラメルソースのミルフィーユ。

 

かなり食って飲んで、1人5000円以内で収まったのは驚き。

カウンター席から、黙々と料理をこなす若者を眺めているのは飽きない。