なごりとはしりの両方が楽しめる季節の変わり目は、食べる側にとっては楽しみの大きい時期だ。
温暖化があったり、ハウス栽培の技術が上がったりで、だんだんとはしりが早くなっているのだろうか。
2月でも春の食材が色々出てきた「晴山」。
毎度ながら充実したコースであった。
先付はメジマグロ。珍しいスタートのような。
松葉蟹とフカヒレの真薯椀。華のあるお椀だ。
前月も食べたフグとアンキモぽん酢。
鰻の寿司。直球のうまさ。
春先の定番、筍の牛肉巻。
フグ唐揚げ。
白子と海老芋揚げに春野菜のあんかけ。
野鴨とタケノコのご飯。
イチゴのパフェ風。
いつもいつも隙のない構成。完成度は増す一方のように思う。