10年以上ぶりにフランス産の子羊が輸入解禁となった。
やれロゼールだ、やれシストロンだと、どこもかしこも、使い始めている。
そんな中、この店はさすがである。
堂々と国産を出してきた。
北海道、酒井さんの子羊である。
肉質繊細、香りも優しく、赤身はピュアな旨みをたたえている。
色々な部位を食べさせてもらい、とても良い経験となった。
熟成させた甘鯛でグダニースニスを巻いたもの。
プチポワのチュロス。5本食いたい。
じゃがいもブリニ、オマールのタルタル、シトロン風味。
エゾシカのシンシン、アスピック、フォアグラ。ここのフォアグラ料理は、どれもいつも凝っている。
牡蠣とふきのとう、牡蠣アスパラのフラン。
フォアグラ、タケノコ、コンソメ、 トリュフのポルトソース。
ラングス かだいふ はーぶピマント きんかんソース
しろアスパラ サバイヨン トリュフラングス かだいふ はーぶピマント きんかんソース
しろアスパラ サバイヨン トリュフ
ラングスティーヌのカダイフ巻、ハーブとピマント、きんかんソース。
白アスパラのパイ包み、サバイヨン・トリュフソース。
金目鯛しっとり火通し、キャベツのブールブランソース、芽キャベツと プチホア 、あさり。
酒井さんの子羊、舌、ハツ、バベット、レバー。
子羊のトリップ、ピリッと辛みをきかせて。
子羊のロニョナード。腎臓をちょびっと巻き込み、洗練された味わい。最近食べた子羊では、ピカイチ。
いつもながら、大満足の一夜であった。