海里村上 壱岐 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

私の勝手な信条として、「ここは良い」とこのブログでおススメした店や宿には、少なくとも2度は訪問するようにしています。

本当に良いのか?初めての時がたまたまだっただけではないか?
人間ですから、その日の体調や気分、同伴者の影響などもありますよね。
ですから、再訪による検証は必要と考えます。

東京から遥かかなた、国境離島と言っても良い壱岐の島にも、再訪いたしました。
7月にほめちぎった「海里村上」です。
こんなところに、年に2度も行く東京都民というのも、極めて少ないでしょう。
きっとめくるめく歓待が待っているだろう、と思いきや、逆に失望の多い再訪となってしまいました。


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秋になって、誰もいない海。美しさは変わらずです。

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清潔で眺めの良い部屋も相変わらず。

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だだっ広いパウダールーム。

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無駄に便器が多いトイレも健在。

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元は福岡の道楽者が建てた宿だけあって、どこもかしこも無駄に贅沢です。

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さあ、お楽しみの晩飯。これを目当てに再訪したのですが・・・。
あれれ、既視感があるこの前菜。
驚いたことに、7月の時と全く同じ内容なのです。
ウニと味噌を練ったがぜ味噌。あわびの肝の塩辛。卵の黄身の味噌漬けも、みんな同じ。
ということは、通年、この内容でやっているということでしょうか。
いや、品書きを良く見たら、他の料理も前回とかぶりまくっているのです。
いきなり、意気消沈。

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さらになななんと、10月で漁が終わったはずの赤うにまで登場。
おいおい、どうなってんだ、の展開ですが、この続きは次回ということで。