




相模湾の魚にこだわる寿司屋「稲穂」。残夏ならではの魚介を楽しませていただきました。

まずは、こぶし何個分の大きさでしょうか、巨大な岩ガキです。
聞いたら何と、佐島あたりでは素潜りで採れるんだとか。
しかし、こんな重いのを採ったら、おぼれちゃんじゃないでしょうか。

ちなみに、味の方は普通の岩ガキと変わりません(やや大味)。

続いて、彼岸ふぐの活き薄造り。
毒の強いふぐですが、身は歯ごたえと甘みがあってなかなかのもの。
唐揚げも抜群にうまいです。

名残の赤ウニ。三浦半島あたりで採れるんですが、これがうまいのなんの。むき立てですから、ミョウバンの臭いもなし。北海道の海水ウニも顔負けの味です。食通を自認する方は一度ぜひ食べてみてください。

で、先ほどの彼岸ふぐに赤ウニを載せて・・・。これが本当にたまりません。夏の葉山の贅沢です。

イナダをさばいてもらいました。
寒ブリとちがって、コリコリの食感が楽しめます。天然なので、脂も品が良いです。

カマを半分焼いてもらいましたが、しっとりとした身質で、いくらでも食べられそう。
イタリアワインの白、ニコラ・マンフェッラーリ ミッレウーヴェ・ビアンコを持ちこんだのですが、「こっちの方が冷えてるから」とお店のシャブリと替えていただいてしまいました。わらしべ長者気分です。
逗子駅から歩いては行けない立地なので、おいそれとは辿りつけませんが、お近くに来た際はぜひ訪ねてみてください。