満席率 | お店を持ちたい!! 方のために

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お店を持ちたいと考えているすべての方へ、
良い物件の見つけ方、クリアしなければ
ならないこと、マインド、犯しやすいミスなど、
私が40年にわたって携わってきた店舗に
ついてのノウハウをどんどん公開します。

初現場のドタバタはまたいつか書きます。

売上予測をするときには
客単価×客席数×回転数
で計算します。
ビジネス地域の10坪の店で客席数が18、ランチタイムでの平均客単価を800円に想定したとすれば
800円×18席×2回転=28,800円 という売上ですね。

ここでちょっと考えてください。2回転という計算根拠はどうやって出したかです。

ビジネス地域の昼時は、手ごろな値段の店はどこも満員になります。今回の想定でも800円という単価はサラリーマンにはありがたい値段でしょう。
ですから満席になることは確実です。ここで問題なのが席数以上に客が来るということです。12時になると皆さん一斉に街に出て飲食店を目指します。当然入りきれない店が多くなり
「申し訳ありません。ただいま満席で15分くらいはお待ちいただくことになります」と店員から告げられることになってしまうのです。
そこで店の外に並んで待つことになるのですが、中にはせっかちな人もいて我慢できずにほかの店を探しに行ってしまいます。もったいないことですが、席数が足りないばかりに数人のお客様を逃してしまうのです。

ランチに掛かる時間が平均20分とすれば、1時までのランチタイムでは3回転可能です。実際には11時半くらいから1時半~2時までがランチタイムですから、4回転するかもしれません。
しかし最初の1回転目を除くと全席が埋まるという保証はありません。前述したように他の店に行ってしまう人も多いからです。
つまり2回転目以降は空席も出るのだと考えなければなりません。ものすごくおいしくてクチコミで評判が広がり、何が何でもあなたの店で食べたいというファンが大勢いてくれれば、空席のことは考えなくても良いでしょうが、売上予測段階でそんな能天気な設定はできません。

そこで空席率をどのくらい取るかということを考えるのです。計算を楽にするために満席率にしますが、先の例では18席のうち6席位は空いているという設定にしました。つまり満席率は70%です。ランチタイムで3回転すると予測して、その70%、2.1回転→2回転としたのです。

この満席率が変われば売上額も大きく変化するということはすぐに判りますよね?ここは一生懸命タウンウオッチングしたデータをもとに考え抜いてください。
売上予測の大前提である、入るお金は少なめに、出るお金は多めに、を忘れないように。