あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ | 熱血 jinroのド根性日記

熱血 jinroのド根性日記

只今、充電中。

Love is all you need !

西加奈子さん『サラバ』に出てくる一節です。

私もこう思えるまでに
多くの時間を費やしてきました。

どこにでもある悲しい出来事を
上手く処理できなかった中学生だった私は
私の人生をあたかもRPGのTVゲームを
しているかのように客観的に捉えることで
この時代をやり過ごすことしかできませんでした。

その後遺症は大人になっても
結婚していた頃もなお、尾を引いていたように思います。

劇的な変化、運命的な出来事そういったものがあったわけではありません。
けれど、いつしか自分の中で変化が訪れました。

それは出会いや日々の集積、そして残りの人生の長さ、家族の健康、会社でのポジション
そういった幾つかの要素が私を変えていったのだと思っています。

自分のコトを自分のコトとして捉え
逃げなくなっていきました。
それは自身に自信を与え、それほど好きではなかった己をいとおしくさえ感じられるようになっていきます。

最近では職場でさえ、責任感のヒトと評されるようにもなりました。

今はもう、自身の革新は確信へと変わり
少なくとも私の人生を私以外のヒトのせいにはしなくなりました。
福岡移住もその延長です。私の人生は私が作るのです。

だから、作中に出てくる貴子が歩に発するこの言葉が今の私はストンとおちてくる台詞でした。
これを4、5年前に読んだとしたら、また受け取りかたは全く違ったコトでしょう。

私は積極的に何かを薦めるヒトではありません。
けれども、
是非、この作品は読んでもらいたい。
そして、5年後にもう一度読んでもらいたい。
今はしっくりこなかったとして、数年後にはまた違う気持ちで受け止められる
そういった作品でした。

読破した後、
録画して保管しておいたSwitch 西加奈子 × 椎名林檎を観ました。
読了してから観て正解だった。

やはり、本は良いですね。

次は西川美和 『永い言い訳』