最近プロ?のライブで感じた独り言 | 宇都宮イサト

最近プロ?のライブで感じた独り言

 自分が出るライブにはたくさんお客さんが来てほしいのは当たり前。

そこで知り合いや友達、果ては父ちゃん母ちゃん妹、親戚のじいちゃんばあちゃんまで

声をかけてライブハウスに来てもらう。ライブハウスにたまに場違いな感じの人がいるのは

たぶんこのせいでしょう。アマチュアとか子供の学習発表会ならいいのです。みんな応援してくれます。


 しかしこれが自分がプロと思ってるとなると話は違う。

場所が違ってもお客の顔ぶれはいつも同じ仲間、親戚のおばあちゃんもいる。

本人が声をフルに掛けた結果、義理で無理をして来てくれた

心優しい人たち。そんなんでもとりあえず満員になり会場は盛り上がります、いや盛り上がって見えます。

実力だけで人を呼べるほど器量がないのも事実。

プロなら、プロになりたいなら身内、仲間だけで盛り上がってる場所だけでなくもっと外に出て勝負してほしい。最近狭い範囲で活躍?してるプロもどきが多くなった。家庭環境が恵まれてるのかアルバイトを適当にやりながら週末は歌いギターを弾きミュージシャンごっこで過ごす。考えてみれば食うに困らない親元にいてライブにはよいしょしてくれる仲間がいつも来てくれる。これはこれで楽しいでしょうね。

義理と無理はいつかは限界が来ます。アマチュアなら何でもOKです。遊びですから。

でも音楽だけを仕事にすると大変な現実。アルバイトしてるうちはプロとは言いません。

音楽だけで食えて初めてプロでしょう。

若いうちはいいのですが若者もそのうち年をとります。あっという間です。

税金、年金、医療保険を払うのも大変な私は日々仕事しか頭にありません。

生きてくため、死ぬまで生きてくために、もがき苦しみ心はいつも震えています。