リトル・マーメード イン コンサート 大阪 | ジノンのブログ

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2月14日に娘とカミさんの3人で、
大阪城ホールで開催された、
リトル・マーメード イン コンサートに
行ってきました。

リトル・マーメードは、
娘が生まれて最初に好きになった、
記念すべきディズニー作品であり、
ボクのディズニー嫌いを、
覆した特別な作品でもあります。
(嫌った理由はディズニーのフルアニメより日本のリミテッドアニメに馴染んでいたからです)

なにせ、まだ幼い娘の嫁入り道具として、
奮発して額装セル画まで買いましたから。
(親バカですね。笑)
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そんな大好きなリトル・マーメードを、
フルオーケストラで上映するのですから、
とても楽しみにしていました。

ただ、ひとつ心配な点もありました。

リトル・マーメードの日本語版は、
初公開当時と、
リバイバル公開時(今のスタンダード)で、
吹替と歌の歌詞が変更されていて、
初公開時のビデオソフトやLD、CDを
何回も見聞きしてた身としては、
リバイバル版の歌が未だに馴染めません。

まあ、これは完全に個人的な意見なので、
現行版に馴染んでる多くの方には、
なんの問題も無いんでしょうけど。

今回購入したチケットは、
スペシャルアリーナ席で、
特典として入場時に、
フランダー クッションが貰えました!
結構デカイ!(笑)
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そのまま入場して席に着いたのですが、
会場内にグッズ売り場が無いため、
一旦、外に出てグッズを購入し、
再入場して再び席へ。
グッズはあっという間に、
売り切れ続出でしたが、
なんとかパンフレットと、
お目当ての品は購入出来ました。
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パンフレットの表紙は光を当てると、
海底のようにキラキラ揺らめいて綺麗です。
内容も大満足!

席の位置は正面では無かったものの、
辛うじてステージが観れる位置で、
スクリーンも正面と側面が観れる場所でした。
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いよいよ開幕!

オープニングは、
作曲家アラン・メンケンさんによる、
ご自身の作品のピアノの弾き語りメドレー!
これはとにかく圧巻でした!
この曲も!あの曲も!
メンケンさんの作品なのかと、
改めてその偉大さが判り感動します。

そして、
いよいよ上映コンサートがスタート。
指揮は、
ブロードウェイ版リトル・マーメイドや、
実写版の美女と野獣などの音楽監督、
マイケル・コザリン氏!

上映は日本語版の効果音と音声を
そのまま使用し、
音楽と歌を生で再現する演出で、
見事なまでに映像とマッチした、
迫力のあるオーケストラ演奏でした。

今回改めて大きなスクリーンで観ると、
やはり映画として素晴らしい作品であり、
ディズニー最後の
手描きアニメーションとしての魅力も満載です。
更に日本語版声優陣の見事な演技にも、
改めて感動します。

それだけに、
コンサート演出の意図に、
あえて苦言になりますが、
歌の場面になる度に映像を一旦止め、
歌い手を紹介してから、
映像を再開して歌う演出には、
正直違和感がありました。

もちろん、
高畑充希さんをはじめマルシアさんたち、
各実力派揃いの歌い手の方々の
歌唱力はみなさん素晴らしく、
特にジャングルポケットの斉藤さんは、
期待以上のパフォーマンスで笑いを呼び、
再び作品世界に、
観客を引き戻してくれますが、
それでも歌のたびに映像が止まる演出は、
あまり良くないと思います。

これまでに観た、
ゴジラやナイトメアビフォアクリスマスの
フィルム上映コンサートでは、
このような演出は無かったと思います。
(ただし、エリック王子の歌など映画に無い歌の場合は仕方がないと思いますが)

また前述した歌詞の違いも、
更に気になってしまう要因の一つでしたが
これは完全に個人的感想です。

しかし、これらを完全に払拭したのが、
最後に登場した、
アリエルのオリジナル声優である、
ジョディ・ベンソンさんの歌唱でした。

その変わらない、
いや当時以上に心のこもった歌声と、
それに合わせて演出された、
当時のスタッフのメイキング映像に、
時の流れとリトル・マーメードへの
深い愛が込み上げてきて、
自然に涙が溢れました。

そして最後は、
スタンディングオベーションで、
出演者全員と会場のみんなが、
一緒に歌うアンダー・ザ・シー!!

もうこうなると、
このような素晴らしいコンサートを
開催してくれたスタッフ関係者のみなさんと、
出演者のみなさんに、
ただ、ただ、感謝しかありません。

とても素敵な一夜になりました。
感動をありがとう!!


そして最後に、
これは個人的な願望ですが、
もし再びこのようなコンサートが
開かれる機会があれば今度は、
すずきまゆみさん、
上條恒彦さん、森公美子さんらによる
オリジナルの生歌が聴きたいです。 

ジョディ・ベンソンさんの歌で、
これだけ感動したのですから、
日本語版のオリジナル声優さんの実力だって、
絶対に負けてはいないはず!