人事改革を考える前に少し考えてみましょう。
そもそも人事とは何でしょうか?

「人事」の言葉の間には、実に様々なキーワードを挟むことができます。人事とは、
「人 を活かす 事」
「人 を採用する 事」
「人 を評価する 事」
「人 の給与を決める 事」
「人 を教育する 事」
「人 のモチベーションを上げる 事」
「人 の異動を決める 事」
「人 を解雇する 事」

人事とは、「人が複数登場し、何らかのかかわりを持つことの全て」を指しています。
人事には他の経営要素にはない特徴があります。それは、「人事は理論だけでは決して進まない」ということです。

人間は感情を持つ生き物です。したがって、例え理論的に正しいことでも感情がもつれてしまっては先に進まなくなります。
逆に、少しばかり間違いがあっても感情に訴えかけ、納得できれば問題は起こらないのです。

人事改革を行う前にまず再認識してほしいことがあります。
それは憲法第14条、「すべて国民は法の下に平等であって」というフレーズです。

「社長と社員」や「上司と部下」という関係は、仕事中に限定される関係であって、その根本には常に、「人としての尊厳を大切にする気持ち」を持たなければ人事はうまくいきません。
この考え方と習慣は、人事戦略や労務管理のどのテクニックよりもその効果を発揮します。
また、時代が変わっても景気が良くても悪くても未来に渡って不変の理念です。
「法の下に人間は平等であることを理解し、人事をとらえる!」を実行しましょう。