次は銀行にいってみよう
質屋さんで目の前の危機を脱した私達(私・嫁)でしたが、会社が危機であることに変わりはありませんでした、その原因はつまり「資金不足」、要はお金が足りないということです。この慢性的な資金不足を解消するにはやっぱり・・・
('-^*)/銀行でしょp(^-^)q
ということで・・・・
私は一人で当社のメインバンクへと足を運びました。ATMや窓口は何回も行った事がありましたが、私が係りの人に「○○会社の○○ですが・・・」と言うとおもむろに奥の応接室に案内されて待つこと数分・・・ガチャっと扉が開き40代後半の方が応接室に入ってきました。私が「はじめまして○○会社の社長の息子で○○と申します・・・」と名刺を差し出したら「支店長の○○です」とその方も名刺をくださいました。
心の中では「いきなり支店長!!(((゜д゜;)))」どうしよう・・・
と動揺しましたが、それを察したのか支店長さんはニコニコした顔でしばらく世間話をしたあと私の緊張が緩んだときを見計らったように「で、今日はどうなさいました?」と本題に入ってきました。
まさか両親が会社を投げ出したなんて言える訳も無く、「実は祖母が重度の認知症(本当)で母親が経理をやりにくくなってきたので私が少しずつ引き継いでいこうかと思いまして・・・・」と心配そうに言うと
支店長さんはこれまたにこやかな顔で
「そーですか!それではがんばらないといけませんね!!うちも応援させていただきますよ!!」
と言ってくれました。
続けて私が「そこでお聞きしたいんですが、こちらの銀行さんから見て当社はどうなんでしょう?」と聞いてみました。
一瞬、表情が硬くなったようにも思えましたが、支店長さんは「どうですか?って聞かれても難しいですねー」と苦笑いをしたので
続けて「じゃあ当社はあとどのくらい借入できるんですか?」と聞いてみました。
すると当社の資料をパラパラとめくって見た後「融資の内容にもよりますけど担保価値だけで言ったら、あとこれ位ですかねー」
と、数字が打ち込まれた計算機を覗くと当社の現在残っている融資枠は
「350万円!(o^-')b」
多いか少ないかは別として、あとこれだけのお金で会社をやりくりしないといけません。当時の当社の運転資金の一か月分でした。
ちょうど大きな仕事が入る前だったのでそれを口実に300万円の借入を申し込み数日後、それは実行されました。
融資が実行されるまでの過程で社長の署名や実印の捺印等があり融資の額から実行日まで両親には筒抜けでした。
そして300万円が融資されたその日、あの人はやってきました・・・・・
つづく
追伸
皆さんは銀行の方と話をするときにどのような考えを持っていかれてますか?私の経験からすると銀行さんも企業なので「銀行が損をしない」ということを基準に話を進めれば意外とスムーズに融資が実行されるケースが多いです。
つまり借入に値する担保があればその範囲で殆ど苦労せずに融資は実行されますが、新規の事業や取引額の増加に伴う資金は「信用」を担保に借入を行わないといけませんので、ある程度の収入と支出の計画が要求されます。昔は「足りないから貸して」と言えば行員さんが簡単な計画書を作成してくれていたのが、今は自分でここ半年の収支予測を立て、その中で足りない分を借入、その借入れた分の返済はここの儲けで返済していくと、ここまで示さなければ銀行もなかなか納得してくれない時代に来ているようです。
その強力なツールとして前に書きました「えくせる」などで作成した売上帳や資金繰り表がかなり役に立ってきます。記録してある期間が長ければ長いほど精度も上がってきますので早くから作成されることをお勧めします。
この発想をもっていれば銀行さんとのやり取りが、かなり楽になります3ちゃん経営の後継ぎの皆さんも試してみてはいかがですか?
余談でした