あのですね
うしろのおしずという、我がオットの小説があるのですよ。
これがけっこう傑作な物語でさ。
魂を込めて作り込み、世に出したのが3月なのだけど……。
発売から半年たった今、私、この本の本当のすごさに震えていますよ。
自分のオットが書いておいてなんなんだけど、一体どうしてこんな本が生まれたの?
これ、たぶんそう遠くないうちに大化けする本だ。
確信がある。あんまり大きなこと言わない私だけど、これはね、沁みる本だよ。
自分で読んで泣けるもの。
ああ、いろんなことあったなあって思うもの。
だけどさ、本当に見えざる存在っていうのはいてさ、ちゃんと助けてくれるんだよね。
私はさ、ただ「見えるものも見えないものも」大事に思ってるというそれだけでね。
「いいかい?疲れたらねえ、休めばいいのさ。慌てて先にと進もうとするから、足を取られて大けがをする。休んだって命は取られない。命取られなきゃなんだってできるのさ。お嬢ちゃん、お礼にいいことを教えてあげよう。自分の思いはちゃんと伝えるといい。その勇気が、最後は自分と、周りの大事な人を助けるからねえ」
本作の中に出てくる私が好きな某人物の台詞だ。
この台詞にどれだけ助けられただろう。
思いってなかなか伝えられない。恥ずかしいし、照れくさいし、なによりうまく伝わるかわからない。
誤解されるかもしれないし、鼻で笑われるかもしれない。
だけど、やっぱり伝えなきゃ伝わらないわけで。
相手がどう思うかよりも、大事なことは伝えようと思ってここ数年は過ごしている。
マイナスは多少あっても、プラスのことが多いから。
満足の方が勝つから。
そんなわけで、ワタスはオットに
「はよ、次の仕事をせい!!」と大事なことを伝えて、ケツを叩いている(笑)。
伝える、大事
手元にある方、もう一度「うしろのおしず」読んでみて。
新しい発見が、きっとあるよ。
いい本だ。産み出せて、本当に良かった。
ありがとう、ヘンシュ―チョー。
うしろにいます
手帳もベストセラー、ありがとう
ちょっと行き詰ったら、ここにヒントありかもよ
スピ界の暴露話でごめんなさいね。
悪いけど書いてるわ、あんなことこんなこと