あ~、やれやれ。
ようやく傷と痛さが落ち着いてきたわい。
私は大体いつも遅れて感じることが多いんだけど、
今回もちょっと遅れて痛さがやってきた。
まあ、大きな予定はなかったのでおとなしくしていられたからそこはとても良かった。
3日間、あまり動かず、少し動きたいなあと思う時は溜まっていた本を読んだ。
集中して読書できる時間というのも、ここ数年であまりなくなり、たまにこうして寝込むのも悪いことではなかった。
まあまだ抜糸は来週で、口の中を縫った糸が仙台弁で言うところの「いずい」のだけれども、
少しずつ咀嚼もできるようになり、経過としてはまあ順調であろう。
そして、こののんべんだらりとした数日間で、若干鬱気味になった(笑)。
いや、私は普段あまり話さないのですよ。集中して仕事するとか、それから創作したり、願ったり祈ったり(!?)
いろんなことをしてるからあまり話さない。
だいたい我がオットもそんなに話す方じゃないからねえ。
無言のまま、時が過ぎる。
あ、これは誤解されると困るんだけど、夫婦仲が悪いわけではない。
無言で阿吽とでも言おうか、まあ、なんとなく感覚で過ごせてしまうのでもうこれが普通なんである。
ただ、寝込んでいると、ひとりでいろいろ考えることになる。
私はこう見えてとてもマジメなので、小さなことが気になってしまったりもする。
悪い癖だ。
例えば、言っていなかったけど、私の友人が間もなく出版する。
正直「いいなあ、ちくそー」と思うのだ。
また、別の友人には初めて出版社からオファーがかかった。
嬉しい反面「羨ましい」という気持ちもなくはない。
あるよ、そりゃ。
で、そういうことをいろいろオットと話すとだ。
「ふんふん、キミもそんなふうに思うのか。それは知らなかった。ってか、実は俺はキミのことをあまり知らない。
大体の概ねの察せることはわかるけど、それ以外はけっこう知らない。
と、いうワケでだ。いろいろ、これまで秘めていたこともどんどん出していったらどうだろう?」と、言われた。
ははあ、そうか。そうだったのか。
そういえば私はあまり自分の思いを出さない。
と、いうか、そんなことは考えてもみなかった。
みんな私の何が知りたいのだろう?そう思えて仕方がない。
ただ、なんとなくだけどオットの言わんとすることはわかる気もする。
つまり、私はだいたいのことはまずますこなせて、なおかつ自分よりも相手を優先する癖があるゆえ、自分の思いを遂げるところまで
いかないのであろう。
なので、実はゆるキャラ好きというのも、
マキバオーLOVEというのも、後から知って驚いた人も大勢いた。
そうか。
じゃ、思い立ったからコレを話そう。
私には恐いものがある。
恐いというか、嫌いな物だ。
嫌いな人ではなく、それは個体として存在する。
緑色の家電と
濡れたコンクリート。
どうしてだろう。
これが恐い。
薄い緑色の羽の扇風機、それからカラフルな冷蔵庫と洗濯機、もう書いているだけでダメだ。
恐い、恐過ぎる。
緑色は好きなのだ。
緑色の車も服も大丈夫。
だがしかし、なぜか家電だけは恐い。
想像すると背筋がゾクリとして、手の動きも悪くなる。
それから濡れたコンクリートだ。
河原のザラザラした堤防とかのことである。
晴れて渇いている時はいい。だけど、濡れるとダメなのだ。雨なんか降った河原の堤防は、もう地獄だ。
恐いっ!!!
ポツポツと落ちる雨粒で黒い水玉ができる……ややや、やめてくれ。
なぜかはわからない。
そして、アスファルトは大丈夫なのだ。
また、神社仏閣の「ソレ」は最近克服した。
緑色の家電は恐怖の対象だけれども……。
私は意外と恐怖症が多いのだ(笑)。
どうだ、知らなかっただろう~(笑)。
ただ、緑色の家電はあまりないし、買わなければいいだけだから何の問題もない。
黒とか黄色恐怖症だったらえらいこったわ。
なんせ、
しまねっこに出会えなかったではないのっ!!
まあ、いろいろカミングアウトもおもしろいもんだな。
人というのはいわば、なんというか、魂を入れている器だ。
たぶんこの器の中に、本人も知らない「まだ何か」がたくさんあるんだろうなと思う。
時々だけれど、こういうことも綴っていこう。
遅くごめんよ。
みんなおやすみ。