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「丈夫な子を産んでくれてありがとう」
こう言ってくれたのはだんなさんのお父さん。私にとっては義父さんです。
義母さんに「『丈夫な子を産んでくれてありがとう』って言うんじゃなかったなんで言わんの」と言われて
か細い声で「恥ずかしい」と言ってました。
この数日後に義父は他界しました。
義父を送った日の夜の月が丸かったので写真を撮ろうとすると、月が雲に隠れてまるであの時「恥ずかしい」と言った義父さんみたいだなと思いました。
私が看護学生の頃、看護師国家試験を控えて平均寿命を覚えました。
当時は男性が77.64歳、女性が84.62歳で、ナナムシハヨムニと覚えたものです。
今はその時よりも平均寿命が伸びているはずなのに、5年前に他界した私の実の父も義父も平均寿命まで生きられませんでした。
義父さんは病気が分かってからわずか3ヶ月でお別れでしたが、自宅療養をしていたので会いたいときに会いに行けました。
看ている義母さんは大変だったと思います。
子どもたちもおじいちゃんの変わっていく姿を見て、きっと動揺していたと思います。
病気が分かった時点で長くはないだろうと子どもたちには私から伝えていました。
子どもたちの中にも死生観やどう生きるかを考えさせられる機会になったと思います。
いずれ人は死ぬのだから精いっぱい生き抜く。
目の前のことに精いっぱい向き合って取り組む。
義父さんはあまり話さない人だった。私もペラペラ話すタイプではないけど。
でもそんな風に思ってくれてたんだなぁと最期に知ることができました。
きちんと見送ることができたので私の中では後悔はありません。
お空では楽しく幸せなことばかりで、そのうちつまらなくなってくるようです。悲しいこと辛いことを経験するために生まれ方生き方死に方を選んで生まれてくるそうです。
義父さんも亡くなり方を選んで生まれてきて、きっとその通りだった。
義父さんがいなければだんなさんにも逢えなかったし、子どもたちにも逢えなかった。
命のつながりにありがとう。
義父さんからのもう一つの遺言は
「仲良くして」
だったので、だんなさんや義母さんと仲良くしようと思います
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