このところけっこう鬱で、なんか変わったことしたくなり、レイトショウに。
幾つかの上映作品の中でも、あと数日で公開の終わる舞妓Haaaan!を観ました。

■概要
修学旅行のときに出会った舞妓さんに魅せられ、お茶屋遊びをするためだけにのし上がっていく男と取り巻く人達の物語。阿部サダヲ、柴崎コウ、堤真一、小出沙織ら出演。監督は宮藤官九郎。

■感想
鬱な状態で観るには丁度良いテンションの高い映画でした。
この監督と出演者のクドさが一番のポイントですが、細かく観ると結構丁寧に作ってる感が見えてちょっと意外性を感じたりもしました。
無論お遊びが過ぎる点もあり、その粗さが意見の分かれるところでもあるかと…


監督が監督で主演が主演なので、基本的にうるさい作り(失礼!)の映像。なのでこの路線が嫌いな人はオープニングから即効ドン引きかもしれません。(IWGPや木更津キャッツアイ等の免疫があれば問題ありませんがw)

ストーリー展開は他の作品同様に、最初は怒涛のごとく速い展開で始まり、中盤から少しずつテンポを落とし終盤にはストーリーに入り込ませる、といったような、まあこの監督のパターンとしてはいつものパターンw
ただ、今までの作品よりもペース配分が丁寧に作られている気がしました。

映像は、題材が京都、お茶屋、なので舞妓さんの化粧や背景も綺麗なため、スクリーンで観て初めてこの映画のよさを感じられる気がします。
正直DVDで自宅の小さな画面で観た場合はごちゃごちゃうるさい印象のほうが強くなってしまうかも…
なので、自分的には映画館で観て正解と思ってます。

阿部サダヲはやっぱり阿部サダヲでいつもどおりの突き抜けたアホを演じる阿部サダヲw
この突き抜けは本当関心します。
でもなんとなく”強弱”と言いましょうかその辺を考えて演技している感じがありクドさがギリで、この寸止め感がいつもよりも魅力を出してた印象を受けました。

堤真一と小出沙織が演じる二人のストーリーがこの映画のサブストーリーになってるんですが、堤さんは相変わらずの「舞台」感が”でちゃう”演技でアレですが、小出沙織の演技がとても丁寧で印象的。「銭形雷」の印象とは異なり、この子はいい感じですね~

ちょっともったいないポジションだったのが柴崎コウ。
主人公の元カノ役なんですが、ストーリー的にはあんまり大きな役割が無く(仮に無かったとしてもストーリーは成り立つ感じ)もったいない気がしました。舞妓姿もすんごく綺麗だったのに…

ちなみに、カップルで観る映画ではないと思います。
無論家族で観るのは難しいかも>絶対誰かついて行けない人でるかと
よって、友達と行くか一人でニヤニヤするのがベストかもw


と、だいたいこんな感じです。
まあ基本阿部サダヲがOKなら楽しめる作品だと思います!