前回、
自分の長所が分からない、
という内容の記事を書きましたが。
ちょっと前に、こんな事が有りました。
「なんでいっつも、
小さい事をずっと気にしちゃうんだろう。
考えたって答えが出る訳じゃ無いのにさ・・・。」
と、例によって私がうだうだと考えていた折、
夫が一言、
「そこは、じんもの良い所だよ。」
と隣で呟いたのです。
その発言を聞いた私は、大変動揺しました。
何故ならば、その、
”小さい事を気にする”とか、
”深く考え込みやすい” といった私の性格は、
これまでずっと、
「私の悪い部分だ」
という風に、親から指摘されてきたからです。
しかしながら、夫曰く、
「だって、
『◯◯さん、なんか元気無いみたい。
何かあったのかな?』とか、
周りの人のちょっとした変化に、じんもはすぐ気付くでしょう?
心の機微を察知する力も強いし。
だから、心が敏感ってのは、悪い事だけじゃ無いよ。」
だそうで・・・。
そして、しばしの混乱の後、気付いたのです。
「悪い」と思っていた性格の部分も、
時と場合によっては、
それが「良い」ところに変わる事が有るのだと。
私はただ、これまで、
そんな風に教えて貰う機会が無いまま大人になり、
自分自身を一番理解してくれてるだろうと信じていた親から、
悪い側面ばかりを繰り返し指摘され、
そこを正す事の出来ない自分を責めてばかりいました。
・・・なので、長くなりましたが、
一体、私は何を申し上げたいかと言いますと。
(ここまで書くのに、かなり精神を擦り減らしております。汗)
自分の性格を考えた時に、
「ああ、昔からここがダメな部分なんだよなぁ。
治したいと思ってもなかなか改善出来ないんだよなぁ。」
と思っている短所であっても、
周囲の目には、実はそこが、
長所として映っている可能性が有るかも知れない・・・、と。
・・・そんな訳で。
自分の短所について考え過ぎて
ダークサイドに堕ちそうになった際に、
夫の言葉を思い出し、
自分を鼓舞する様に勤めておる、昨今の私であります。
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