十和田八幡平国立公園の観光を一休みして 今日は 南部藩の駄菓子を語ります。
十和田湖 八甲田山を境に西を津軽藩 東を南部藩といいます。
南部藩は盛岡から野辺地町(のへじまち)あたりまでで 青森県の陸奥半島は陸奥藩です。
jinkyuさんの田舎 十和田市は南部藩の中です。
この南部藩ゆかりの駄菓子を紹介しましょう。
その 一
まめしとぎ
青目大豆と米粉で作ったお供え用の・・・餅でもない 団子でもない・・・とにかく名前は 豆しとぎと云います。
晩秋に婆ちゃんが作っていました。
とにかく懐かしい味です。
変な食感とぼやけた甘さが特徴で 美味しいんだか美味しくないんだか よくわからない神棚のお供え菓子・・・
お菓子じゃないかもしれません。
これが懐かしくて 恋しくて探しました。 これは昔 売ってませんでした。 でも見つけてしまいました。
味は説明できない美味しさ。 素朴過ぎるともいいます。 村の婦人会で継承され続けているみたいです。
その 二
むぎもち
長さは だいたい 10cm。
柏餅の葉っぱがないような餅で 小麦粉で作られています。
ぐんにょり柔らかく 餃子のような半月型が特徴。 もちろん作った翌日はちょっと固くなります。
その次の日は もっと固くなります。。。当たり前。
添加物の使い方を知らない婆ちゃんたちが作るので安全です。
中は
味噌餡です。 味噌餡以外 見たことも聞いたこともありません。
2個で けっこうお腹いっぱいになってしまいます。
一個食べたら 懐かしくて懐かしくて もう 1パック(3コ入り)買ってしまいました。(笑)
その 三
①南部煎餅 ②南部煎餅のバター煎餅 ③ながいもかりんとう
①南部煎餅は最近東京でもよく売っていますが ほとんどは盛岡の煎餅屋さんのもの。
これは八戸の「いずもり」という会社のものです。
南部煎餅の良し悪しは硬さです。 柔らかいものはベーキングパウターでふくらますのでさくさくして軽い
歯ごたえですが それは安物です。
この安物は 胡麻の量も極端に少なく 「薄煎餅」 と呼ばれています。
いい物は 堅めで歯ごたえがあって詰まってる感じがします。 価格も倍くらい違います。
黒ごまたっぷりの胡麻煎餅と ピーナッツたっぷりの砂糖煎餅 練りゴマを塗ったものが昔ながらのもの。
最近は いろいろと変化球を投げたものがたくさん出回っていますが正統ではありません。
②バター煎餅は小判型をした南部煎餅で 本来はマーガリンを塗って焼いたもの。 最近は名前に嘘がある
とのことでバターとマーガリンを併用しています。
マーガリンだけで作った方が 美味しいんですが名前を変えられないのでバターも使うようになりました。
バター煎餅は 黒胡麻バターとピーナッツ(砂糖バター)バターがあります。
ちなみに黒胡麻煎餅は砂糖を使っていません。
③ながいもかりんとは 農家のおばちゃんが 20年くらい前に発明したもので 親父の実家の知り合いの
おばちゃんが作っています。 工場製ではありません。 農家の台所謹製です。(笑)
品質表示を見ると 製造者は個人名になっています。
南部藩は昔から長いも栽培がさかんで日本有数の長いも産地です。
短気な jinkyuさんが掘ると 40%は折ってしまいます。(笑)
母方の婆ちゃんが自家消費用に植えていました。 収穫時期になると婆ちゃん家に呼ばれて おじさんと
一緒に芋掘りをさせられましたが おじさんも jinkyuさんも 40%折ってしまうので 婆ちゃんにはいつも
二人揃って 「役立たず」 と呼ばれていました。(笑)
懐かしいねぇ。



