匠に出会う | 住教育から学ぼう〜

住教育から学ぼう〜

【住教育・住育】とは様々な経験から「住」に関するあらゆる知識と
「住」を選択したり、見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることである。
(ウィギペギアより)
一般社団法人住教育推進機構 三ツ井仁

匠に出会いました。

その匠の事務所の本棚からでできたものは。。。




この匠の名は、伊東陽介棟梁

今年から加工場を持ち
静岡県焼津市を中心に
一人親方で活躍されています。

技術は親方から学ぶのが本来の修行です。
そこで身につけたものを
現場で発揮していきます。

この愛読書は親方から譲り受けたもの。
大工の墨付け・刻みの基本が書かれていました。
現在も棟梁とは言え、まだまだ研鑽を積まれています。

時が来れば
この愛読書は次の世代に渡るのだと感じました。

先日こんな情報を目にしました。

・・・・・・・・・

大工さんの数は1980年の約94万人から2000年の約67万人、
2010年には約40万人に減少し、
東京オリンピックが開催される2020年には
21万人まで落ち込むと推定されています。
とくに30歳未満の若手の比率が低下し、
50歳以上が増えて高齢化が進んでいます。
・・・・・・・・・

ここまで減少すれば
木造の住まいは建たなくなります。

先人から培われてきた技術を
次代へ繋げなくてはなりません。

その一役を
伊東棟梁のように
若い職人さんが担わなければなりません。

そこに必要なことは
大工の技術・心得をコトとして住まい手に伝える。

その役割は私なのかもしれませんね。



大きく見える棟梁の姿。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。



今日もありがとうございます



新暦 平成28年7月13日
旧暦 6月10日  蓮始開(はすはじめてひらく)

『 住育』

住まいを通じて未来の子ども達の成長を育みましょう

2106年 木のソムリエツアー in 静岡 のご案内

第1回 山をみる 平成28年6月19日(日)
第2回 製材に行く 平成28年7月30日(日) 10時から12時
第3回 住育を学ぶ 平成28年8月21日(日) 10時から12時
第4回 木造住宅をみる 平成28年9月11日(日) 10時から12時

詳細は静岡県木の住まい支援協会へ

【住育】とは
様々な経験から「住」に関するあらゆる知識と「住」を選択したり、
見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることである。
国民一人一人が、生涯を通じて健全で安全な住生活の実現、住文化の継承、健康や、
良好な環境の確保等が図れるよう、自らの「住」について考える習慣や「住」に関する様々な知識と
住を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。
2006年に成立した住生活基本法の基本理念には、以下の4つが謳われている。
住生活の基盤である良質な住宅の供給
良好な居住環境の形成
居住のために住宅を購入するもの等の利益の擁護.増進
居住の安定の確保
これら基本理念において日本国民にとって「住育」が必要な教育であるといえる。
(ウィギペギアより)

一般社団法人住まい教育推進協会