佐々木健二公式ブログ「ジンケスパイダー2」では……。音楽、プロデュースワーク、ライター、ツアー、イベント、株式会社ジェイクランプ(j-Clamp)、アパッチバズーガーズなど、佐々木健二周りの出来事を中心に書いています。
急性虫垂炎になった
昨日(2025年1月17日)から急性虫垂炎を治療するため入院をしている。予定は2週間。病気で入院するのは今回で3回目。
振り返ると50歳過ぎてから、病気で入院するようになった。
2019年6月、50歳の時、総胆管結石で緊急入院。問診中に黄疸が出たのですぐに胆管にチューブを入れ、しばらくして手術。ドクター曰く「胆のうが大やけどをしている状態、その近辺にある臓器(?)と癒着している。なかなか困難な手術」との事。ひどい状態になっていたようだ。
そうなるまで放置していた理由。その年の4月、かつしかFMから新しい仕事が一気に入ってきたので、覚える事、挑戦する事が多く、また、寝たきりの父を毎日介護している母をサポートするため、2016年9月以降、毎月岩手に5日程度帰省、多忙を極めていた。
1年ほど前、夜中に悶絶するほどの気持ち悪さに襲われ、冷や汗がどっと出たことがあった。また、背中が痛くなることもあり「内臓が悪いと背中にくる」という話があったので「そうかもなあ」と思っていたが、さほど気にしていなかった。2019年4月頃から右わき腹あたりに痛みが多くなり、食欲もなくなっていった。ゼリーのみの食事もよくあることだった。顔色も土っぽい感じになっているように思える。それでも「市販の痛み止めを飲めば大丈夫」と脳天気にやり過ごしていた。
とは言うものの病院に行っていなかったわけではなく、心臓の痛みなどもあったので時々行っていた。潜在的に「なんか変だ」と感じていたのだと思う。しかし、その都度、異常ないと言われていた。そういったこともあり「医者が異常なしと言ってんだから」と……、いや、きっと初めて大きな病気になったのかも、それを受け入れるのが怖く躊躇していたんだと思う。
6月、写真を見て「かなりやせたなあ」と思った。しかし、その時も「ダイエットしたかったから、まあいいか」と考えていた。ある晩、ものすごい嘔吐感があり、トイレで倒れた。冷や汗が出て「やばい」と思った。時間をおいても回復することがなく、奥さんは救急車を呼んだ。僕も救急車を呼ぶレベルと思った。夜だったせいか若い担当医師に「異常が見当たらない」と言われた。「こんなにきついのに?」と内心思っていた。
いったん、自宅にもどりある程度仕事のめどが立ってきたので、今度は自主的に病院に行った。問診をしている最中、また嘔吐感がやってきた。冷や汗も出ている。「ちょっと、黄疸がでてる。すぐに点滴!」とベッドに運ばれた。点滴が終わると落ち着いた。それからいろんな検査をした。結果として「総胆管結石」。胆のうから胆汁を出す管に石があり、詰まっている。それで嘔吐感(発作と言っていた)のある症状が出ているとわかった。内視鏡である程度、石を取り出し、流れをよくるするようチューブを設置した。
胆汁は油っぽいものを食べた時によく出るらしく、それが度重なると一部が結石に変化。結石が大きくなると管を詰まらせるそうだ。「そうか、ラーメンのスープ全飲み、餃子、フライやら油っぽいものばっかり食べてきた」と原因と思われことが次々に浮かび、腑に落ちた。僕個人の生活習慣病と言えるのかもしれない。
その後、ドクターから「とにかく手術はすぐにしなければ」と説明があった。僕はなんとなく「よかった」と安堵した。手術した後も3回、入院し、完治するまで六か月かかった。気が付くと心臓の痛みも背中も痛みもまったくなくなっていた。
いやはや、まとまりもなく、無駄に長くなってしまった(笑)
楽しくて仕方ないドリフターズ
ドリフターズ結成60周年の展示会。来場者が多くて怯みそうになりましたが、笑いながら観ました。若い男の子がビデオを見て声をあげて笑ってました。いかりや長介さんのベースはビートルズの前座の時のかなあ。グッズも購入。喜多方21世紀シアター、ジンケトリオのライブに持っていくかな。