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●国鉄樽見線
樽見鉄道樽見線は元々は国鉄樽見線。
1984年に樽見鉄道に転換したものの、この時点ではまだ樽見まで開業しておらず、
大垣~神海までの営業でした。(「樽見」線なのに…)


↓1982年12月の交通公社の時刻表より。



赤字が多くて第三セクター化されたのに、その後1989年3月に樽見まで延伸するという
快挙をやってのけた樽見鉄道です。

●樽見鉄道(大垣 9:11→樽見 10:15)
大垣で乗り換え。
一度、養老鉄道の改札を出て、樽見鉄道のきっぷを買う…つもりが、券売機は長蛇の列。
自動券売機はいくつも並んでいるけど、樽見鉄道のきっぷが買えるのは1台のみ。
10分も無いので、並んでたら間に合わんなー、と思って、
とりあえず改札を通してもらい、中で買うことに。

窓口で買う。硬券!


んでもって、沿線マップももらったところ、樽見で温泉でも入るかー、
と決めて折り返しの列車も一本遅らせることに。
待ち時間もものともしない、ゆるゆる列車旅です( ̄▽ ̄)

1両のみの列車、非電化の味わい。



東大垣を出たところで揖斐川を渡り、川を離れて住宅地を走る。


列車は1両のみの割には混雑。モレラ岐阜でいっぱい降りて行きましたが、
それでもなかなか混んでました。

織部を発車すると、この後、ひたすら根尾川を遡上。
川を渡り、橋梁を越えていきます。








樽見到着。




このあと、うすずみ温泉にてまったり。
うすずみ温泉へは国道157号線を走るシャトルバスで行くのですが、
そのまま行くと酷道で名高い温見峠を経て、福井県大野市へ抜けられます。
レンタカー借りられたら温見峠を越えて、冠山峠で戻ってくる一周ルートを
もくろんでいましたが、それはまた次の機会に、ということで。


●樽見鉄道(樽見 11:57→谷汲口 12:19)
シャトルバスで戻ってくる。
つい先日までは薄墨桜でピンク一色だったこのあたりも新緑で溢れている。


大垣行きに乗車。
行きの混雑に比べ、帰りは10人ほどの乗客。


谷汲口で下車。

駅前にこれといった店があるわけでもなく、閑散とした無人駅。



1956年に開業した時は、ここが終着駅でした。
転車台の跡?


オハフ33形が静態保存されています。もうボロボロですが。。。



駅前の東海自然歩道の標識。
名鉄谷汲線があったり、東海銀行って書いてあったりと歴史を感じさせます。


●揖斐川町コミュニティバス(谷汲口駅 12:52→谷汲山 13:00)
名阪近鉄バス運行のバス停は駅前に。


土日祝でも6本ありそこそこ走ってます。


谷汲山行きの表示。


およそ10分で谷汲山バス停に到着。