今年2度目のトレイル30k。

地元出身の鏑木氏プロデュースのこのコースは、

海外のウルトラトレイルでも日本人選手が活躍できるように、

という想いを込めてコース開発したということもあって、

かなりハードな仕上がりになっているとのこと。

オグナほだかスキー場を出発して、赤倉山~田代山~雨乞山~

川場村と駆け抜けます。


前日のブリーフィングで120kmや60kmはかなり厳しいな、

と感じたけど、コースの中盤~終盤にあたる30kmは

それほどでもないだろう、という考えは甘かった・・・。


終日天候には恵まれたものの、スタート直前の気温は8℃。



山の中ということもあって陽光が暖かく、

体感温度は数字よりも暖かい印象。

スタートゲート前で、一緒にエントリーした

仲間と鏑木氏を囲んでの記念撮影。



武尊オグナスキー場を周回した後、ロードを駆け下りその後山道へ。

ロードの下りでは3分台を出しちゃうほど、20km地点までは快調そのもので、

ガシガシ脚を使って攻めることに。


中盤以降は、踏み固められていない、むしろ草を刈った

だけの、フカフカした道なき道を走り続け、

それまで攻めていたこともあって、かなり脚力を消耗。

途中で靴を結び直す2度のハプニングに加えて2度の転倒。

ココロをは折れなかったけど、その後は、上りどころか

下りもうまくコントロールできない状況に。


終盤の残り3~4km地点にある雨乞山からの景色。

それまでの苦しさを一瞬忘れるほどの圧巻のパノラマで

スカッと気持ちが晴れ渡る。



バリエーションに富むコースでかなり苦しんだけど、

結果3h21'13"(6'42"/km)でゴール。

総合順位は25位で、年代別は5位入賞でした。



ランニング人生初の表彰は、「たられば」ばかり思い起こされる、

ほろ苦いものでした。

ただ、忍野はWAVEスタートで最後の集団で、途中渋滞があったりと

足を止めざるを得ないこともあったけど、今回は同じ30k、

そして更にハードなコースで、約90分近くタイムを縮めることが出来たのは

収穫でした!