何故か無性に姓名判断について書きたくなったので、今回は姓名判断について書いてみます。



まず、わたしが第一に覚えた占術が姓名判断になり、実は思い入れが強くあります。



多分、高校生くらいには姓名判断についての多少の知識はあった記憶がありますが、詳しくなったのは社会人になってからになります。




(正直、姓名判断に至っては下手な占い師より実力はある自信がある)




ここで誤解されやすいのが、姓名判断は画数でしか判断しないと思われがちなことになりますが、実は画数はさほど重要ではありません。



一番重要なのは五行陰陽のバランスになり、わたしが常々言っている『調和』になります。



五行陰陽は中国の自然思想になりますが、それを数字に置き換えて姓名判断でバランスを見るのです。



ちなみに奇数が陽性偶数が陰性のエネルギーになります。



この陽性と陰性は、姓名判断の五行でも実はものすごく重要な要素になるのですが、ここを抑えなければ、何故この数字が良いのか、逆に何故この数字は悪いのか、そうしたことが見えてきません。



では五行について説明しますが、まず五行は【木-火-土-金-水】が相互関係にあり、それぞれがバランスを保ちながら成り立っています。


真実への道 -意識の変化と魂の救い--i.jpg


そして、数字の系列により五行の属性があります。



まず、その五行図を完成させることが、実は姓名判断において重要なのです



【例1】
木村 拓哉
47 99
●○ ○○


天格…11 木
人格…16 土
地格…18 金
外格…13 火
総格…29 水

上格…13 火:下格…16 土
低格…25 土:雲格…20 水


木(1)火(2)土(3)金(1)水(2)


真実への道 -意識の変化と魂の救い--i.jpg


ここまで導き出したならば、次は五行の相性について考えます。



五行の隣同士の属性を生かす関係性を相生関係、2つ飛ばし(図では星になっている)の属性を殺す関係性を相剋関係と言います。



ちなみに木村拓哉さんは五行すべてを持っており、非常にバランスの良い、理想的な五行関係になります。




(普通は偏っている。だから不調和が起こるのだ)




この五行について理解を深め、陰陽に関しても理解を深めていくと、何故この数字がこういう風になっているのかが見えてきます。



例えば1系列(1、11、21、31、41、51、61、71、81)は、ほとんどが吉数か大吉数になります。



しかし2系列(2、12、22、32、42、52、62、72)は、32と52を除いて凶数になります。




(数秘術では22はマスターナンバーであり、強大なエネルギーである。
しかし姓名判断で凶数扱いある理由は、そのエネルギーを発揮出来る者が少ないからである)




1系列と2系列はどちらも木の属性ですが、陰陽では1系列が木の陽性、2系列が木の陰性になります。



この、陰陽というのが吉数になるのか、凶数になるのかの分かれ目になるのです。



一番分かりやすいのが4系列(4、14、24、34、44、54、64、74)になりますが、4系列は24を除き、すべて凶数になります。



4系列は火の陰性になります。火は陽性のエネルギーですが、陰性を加えたならば火のエネルギーは弱まります。



火に水を掛けるようなイメージですが、勢いがなく陰湿なイメージがありませんか?



そのイメージがそのまま画数に反映されますが、24に至っては別なのには理由があります。




(姓名判断で24は最大吉数の一つになる数字。だが、7系列(金)や9系列(水)があるとマイナスの側面が強くなる)




24は数秘術では2+4=6になります。6は調和の意味があります。



6も土の陰性になりますが、火と土は相生関係であり、徐々に火を温め発展させていくイメージが出来るかもしれません。




(最大の理由は6の数字の意味に含まれる調和がポイント。
14が凶数なのは1+4=5であり、5は変化という意味が強いからである。
変化も大切であるが、4の本来の意味は規則と法則性であり、安定である。
そんな中で5の数字は相反する性質になってしまうので、五行陰陽はよくても凶数である)




そうした理由により、4系列の中で24は特別に吉数になっていますが、これには数字、五行、陰陽などを理解していなければ見えてこない部分かもしれません。



そして、それを踏まえて言いますが、実は姓名判断に吉凶は存在しないというのがわたしの見解になります。



すべてはバランスにより成り立っています。数字自体に本来は吉凶はありませんが、五行陰陽のバランスによって数字のマイナス面が強調されやすいのか、プラス面が強調されやすいのか、それが決定づけされるのです。




まだまだ奥が深い世界でありますので、今回はここまでに致します。



姓名判断に関する質問などがあれば時間がある時ならばお答えしますので、気軽にコメント下さい。