昨日、やはりスペイン方面に向かう事を決めて、バスのターミナルまでチケットを買いに行く。翌日7時半発のバスに乗ることになりました。
バスターミナルからホステルまでは、手ぶらで歩いて30分。けっこう遠い。
そして今日、起床、7時10分。
6時15分に腕時計のアラームで起きて、シャワーを浴びて…とか考えていたのですが、大失敗。あわてて超特急で荷物を詰め込んで、トイレだけ行って7時15分過ぎに出発。走って表通りまで出てタクシーをつかまえる。これがなかなかつかまらなくて焦りました。7時27分にバスターミナル前に到着。とは言っても今まで乗ったバスはどれも30分近く遅れていたので、どこかで大丈夫だろうと思っていたのですが、バスを探したら定刻通り出発直前で焦りました。あぶないあぶない…。
13時過ぎにタンジェというジブラルタル海峡沿いの町に到着。
とりあえず今日はこの町にとどまることにしました。宿を決めて、荷物を置いて、町をぶらぶら。大西洋のビーチが広がります。リゾートではないのですが、夏のシーズンということで地元国民でにぎわっている様子。どれ…と思って砂浜に降りてみると、気づいたこと一つ。99.9%、男。女の人も全くいないってことはそりゃ無いですけど、付き添いのお母さんとか、3歳ぐらいの女の子ぐらいです。海で水着ではしゃいでいるのは男のみ。さすがイスラム。別に何を期待していたわけじゃないですが、ちょっと海水にタッチして、そこそこに退散しました。
再び町をぶらぶらして、腹ごしらえをしたり、あちこち歩き回って、戻ってきました。
タンジェのメディナは丘のような場所に立っていて、見晴らしの良い場所に立つと、港からフェリーが頻繁に行き来しているのが見えます。あの先がスペインか…と思いながら、パンを食べました。
明日ヨーロッパに行きます。
その予定です。
ではでは。
ボンジュール!
昨夜の夜行バスで、フェズという町まで来ました。
バスでは隣が体がでかくて体臭のきっつい欧米人の男…ではなく、中肉中背で落ち着いた雰囲気のムスリムの中年女性でした。ベスト。その女性は道中、飲むヨーグルトとパンを…くれました。なんだかバスの中ではもらってばっかりです。しっかりいただいて、あとは暗闇であっても明らかに荒涼な大地であることが見てとれる風景を見るでもなく眺めていたら、いつの間にか寝てしまっていました。
起きたらフェズ。
この町では安宿ではなく、ユースホステルに泊まろうと決めていたので、道を聞きながら、探して、開くのを待って、チェックイン。今までの安宿とほとんど値段は変わらないのに、すっごいきれいです。男用のシャワーとトイレが三つづつ。今までは男女共用&トイレとシャワーが同室のものが二つ、が最多でしたから、ぶっちぎりです。さすが世界のユースホステル協会。
ベットを決めて、荷物を置いて、すぐ町に出る。
フェズのメディナへ。
歩いて3km。炎天下、日陰全く無し。そーいえば昨夜は夜行バス寝だし、朝ごはん食べてないし、やばいな…って思いました。フラフラしてるなって。
フェズのメディナは世界遺産。ちなみにマラケシュのメディナも世界遺産。
マラケシュのメディナは規模が大きく、内部の道が広く、バスが走っているほどです。それに加えてあの広場。毎夜毎夜のお祭り。あれはすごかった。遺跡や自然などの世界遺産とは違い、いわば、あの日、あの夜に、あの広場にいる人間が創る世界遺産。観光客、地元国民関係なく、あの人間達のエネルギーで毎日創られる世界遺産だなって思います。こういうのをしっかり認定するあたり、さすがユネスコ、センスありますね。
対してフェズのメディナは、やはり規模は大きい。マラケシュ同様、メディナという城壁に囲まれたエリアではなく、もはや一つの町であると言える大きさです。そしてフェズのそれは、内部の道が狭く、人が一人通るのもやっとの小道が百、千…といったように構成されているようなのです。世界一の迷路と言われているようで、一度入れば抜け出せないような事になっているらしいのです。カサブランカのメディナのような、あの混沌とした空間の何倍も…と思い、期待に胸を膨らませてやっとの事で辿り着く。
壮麗な門をくぐって、歩く歩く。途中、案内してやろうかと金目的で近づいてきたガイドを「迷いたいから」と断って歩く。
あれ…、イマイチ…?なんだかグッときません。
確かに狭い道で、後ろにヒラヒラしているものが見えると思ったら、ロバの耳だったりして本気でビックリしたとかはありましたが、なんだかグッときませんでした。聞こえるのは人の足音ばかり。どうしたユネスコ。それからも歩き回りましたが、こう…はるかに小規模ながらもカサブランカで感じたような、飲み込まれる!といった感覚はほとんどありませんでした。
「迷いたいから」とかっこつけて言ったのに、迷わず来た道を戻ってきて、メディナを出る。
この時、どっと疲労がきました。帰りはバスで宿まで。
シャワーを浴びて、パンツだけ洗濯して、少し横になったら寝てました。この旅での昼寝は初めてでした。さすがに疲れていたようです。
今は夕方。この町を出て、さらに北に向かおうかと思います。
そろそろスペインかな。
ではでは。
昨夜の夜行バスで、フェズという町まで来ました。
バスでは隣が体がでかくて体臭のきっつい欧米人の男…ではなく、中肉中背で落ち着いた雰囲気のムスリムの中年女性でした。ベスト。その女性は道中、飲むヨーグルトとパンを…くれました。なんだかバスの中ではもらってばっかりです。しっかりいただいて、あとは暗闇であっても明らかに荒涼な大地であることが見てとれる風景を見るでもなく眺めていたら、いつの間にか寝てしまっていました。
起きたらフェズ。
この町では安宿ではなく、ユースホステルに泊まろうと決めていたので、道を聞きながら、探して、開くのを待って、チェックイン。今までの安宿とほとんど値段は変わらないのに、すっごいきれいです。男用のシャワーとトイレが三つづつ。今までは男女共用&トイレとシャワーが同室のものが二つ、が最多でしたから、ぶっちぎりです。さすが世界のユースホステル協会。
ベットを決めて、荷物を置いて、すぐ町に出る。
フェズのメディナへ。
歩いて3km。炎天下、日陰全く無し。そーいえば昨夜は夜行バス寝だし、朝ごはん食べてないし、やばいな…って思いました。フラフラしてるなって。
フェズのメディナは世界遺産。ちなみにマラケシュのメディナも世界遺産。
マラケシュのメディナは規模が大きく、内部の道が広く、バスが走っているほどです。それに加えてあの広場。毎夜毎夜のお祭り。あれはすごかった。遺跡や自然などの世界遺産とは違い、いわば、あの日、あの夜に、あの広場にいる人間が創る世界遺産。観光客、地元国民関係なく、あの人間達のエネルギーで毎日創られる世界遺産だなって思います。こういうのをしっかり認定するあたり、さすがユネスコ、センスありますね。
対してフェズのメディナは、やはり規模は大きい。マラケシュ同様、メディナという城壁に囲まれたエリアではなく、もはや一つの町であると言える大きさです。そしてフェズのそれは、内部の道が狭く、人が一人通るのもやっとの小道が百、千…といったように構成されているようなのです。世界一の迷路と言われているようで、一度入れば抜け出せないような事になっているらしいのです。カサブランカのメディナのような、あの混沌とした空間の何倍も…と思い、期待に胸を膨らませてやっとの事で辿り着く。
壮麗な門をくぐって、歩く歩く。途中、案内してやろうかと金目的で近づいてきたガイドを「迷いたいから」と断って歩く。
あれ…、イマイチ…?なんだかグッときません。
確かに狭い道で、後ろにヒラヒラしているものが見えると思ったら、ロバの耳だったりして本気でビックリしたとかはありましたが、なんだかグッときませんでした。聞こえるのは人の足音ばかり。どうしたユネスコ。それからも歩き回りましたが、こう…はるかに小規模ながらもカサブランカで感じたような、飲み込まれる!といった感覚はほとんどありませんでした。
「迷いたいから」とかっこつけて言ったのに、迷わず来た道を戻ってきて、メディナを出る。
この時、どっと疲労がきました。帰りはバスで宿まで。
シャワーを浴びて、パンツだけ洗濯して、少し横になったら寝てました。この旅での昼寝は初めてでした。さすがに疲れていたようです。
今は夕方。この町を出て、さらに北に向かおうかと思います。
そろそろスペインかな。
ではでは。
朝、目覚める。夜中に寒くて寝袋をすっぽり被ったんだっけな、と思い出し、雲一つ無い青空に飛ぶ鳥をしばらく眺めてから起きる。シャワーを浴びる。チェックアウトは12時。
今夜の夜行バスで北にあるフェズという町まで行こうと思っているのでだいぶ時間がある一日です。
まず朝ごはん。昨日ボールペンを買った小さな商店で、地元の人が食べていたパン。20cmぐらいの丸くて平べったいパンに切れ目を入れ、その中にまだ熱いゆで卵を一つ放り込む。その卵を包丁でサクサク切ってくれるから中に卵が行き渡る。これと同じやつくださいと指をさして頼んで食べてみると、シンプルだけどおいしい!一つ20DH(25円)。これを広場に持って行ってオレンジジュースを一杯飲みながら今日の朝食にしました。オレンジジュース屋台の兄ちゃんは「そのパンがモロッコで一番の食べ物だぜ!」と言ってくれました。自分の中ではこのオレンジジュースがモロッコで一番の飲み物。なんとも贅沢な朝食になりました。
宿に帰って、少し本を読んで、出発。
重い荷物をかかえて、バスターミナルまで。時間は早いけど、ターミナルでは荷物を預かってくれるので、まず荷を軽くしてから町をブラブラしようと思ってです。昨日のブラブラ歩きついでに場所は把握しておいたのですが、遠い。宿から手ぶらでも30分は歩く距離。それでも覚悟を決めて炎天下の中を歩きました。一歩一歩踏みしめて歩く。こりゃもう修行です。
そうして歩いていると、向かっている方向とは逆の車線に止まっている原付のオジサンと目が合う。声をかけられたので、笑顔で手を振る。もう昨日っから町を歩けば1時間で10回は声がかかるような国なので…毎度のことなんですが、オジサンはそれから信号待ちをやめて、Uターンして、自分のところまでやってきました。
「どこまで!?この道だと、あれか!バスだろ!」ってな具合でした。たぶん。
「そう!バスバス!」とか言っていると。
「そうか、じゃあ乗んなよ!」とオジサン。
驚きながらもこの手のバイタクは東南アジアにたくさんいたので断りましたが、「大丈夫だから乗りなよ!」と、オジサンは変わらず。
「お金はいらないの?」と聞けば
「いらないよ」と言う。
乗りました。信じて。
まぁなんかあったら逃げようとも思いながらですが。
乗りながら自分の足の置き場を気にかけたり、日本から来たのか?等々声をかけてくれるこのオジサンは信じるに足る人だなと、どっかで思えたので、どっちみち降りたら少しながらお金を払おうと自然に思っていました。
そして到着。
きっちりターミナル前。歩いて25分の道を5分で来れました。
バイクを降りながら、ありがとうを二度言う前に、おじさんは「バーイ!」と風のように去っていきました。ターミナル前で立ったまま、オジサンのバイクを目で追いましたが、すぐにいなくなってしまった。
そして考えが頭をめぐる。
「No Money??」と言った自分は、オジサンの目にどう映っただろうかと。
なんだかとても恥ずかしいような気持ちになってしまいました。
親切、信用、お金、悪巧み…海外にいる間、警戒心とはいくらあっても足りないものだという信念は持ちつつも、人の本当の親切の前では、そのバランスが難しいものだな、と改めて感じる出来事でした。
ターミナルに荷物を預けて、途中遊んでいた子供達の写真を撮って、再び中心街です。さぁ出発まで5時間。
何をしようか。
ではでは。
今夜の夜行バスで北にあるフェズという町まで行こうと思っているのでだいぶ時間がある一日です。
まず朝ごはん。昨日ボールペンを買った小さな商店で、地元の人が食べていたパン。20cmぐらいの丸くて平べったいパンに切れ目を入れ、その中にまだ熱いゆで卵を一つ放り込む。その卵を包丁でサクサク切ってくれるから中に卵が行き渡る。これと同じやつくださいと指をさして頼んで食べてみると、シンプルだけどおいしい!一つ20DH(25円)。これを広場に持って行ってオレンジジュースを一杯飲みながら今日の朝食にしました。オレンジジュース屋台の兄ちゃんは「そのパンがモロッコで一番の食べ物だぜ!」と言ってくれました。自分の中ではこのオレンジジュースがモロッコで一番の飲み物。なんとも贅沢な朝食になりました。
宿に帰って、少し本を読んで、出発。
重い荷物をかかえて、バスターミナルまで。時間は早いけど、ターミナルでは荷物を預かってくれるので、まず荷を軽くしてから町をブラブラしようと思ってです。昨日のブラブラ歩きついでに場所は把握しておいたのですが、遠い。宿から手ぶらでも30分は歩く距離。それでも覚悟を決めて炎天下の中を歩きました。一歩一歩踏みしめて歩く。こりゃもう修行です。
そうして歩いていると、向かっている方向とは逆の車線に止まっている原付のオジサンと目が合う。声をかけられたので、笑顔で手を振る。もう昨日っから町を歩けば1時間で10回は声がかかるような国なので…毎度のことなんですが、オジサンはそれから信号待ちをやめて、Uターンして、自分のところまでやってきました。
「どこまで!?この道だと、あれか!バスだろ!」ってな具合でした。たぶん。
「そう!バスバス!」とか言っていると。
「そうか、じゃあ乗んなよ!」とオジサン。
驚きながらもこの手のバイタクは東南アジアにたくさんいたので断りましたが、「大丈夫だから乗りなよ!」と、オジサンは変わらず。
「お金はいらないの?」と聞けば
「いらないよ」と言う。
乗りました。信じて。
まぁなんかあったら逃げようとも思いながらですが。
乗りながら自分の足の置き場を気にかけたり、日本から来たのか?等々声をかけてくれるこのオジサンは信じるに足る人だなと、どっかで思えたので、どっちみち降りたら少しながらお金を払おうと自然に思っていました。
そして到着。
きっちりターミナル前。歩いて25分の道を5分で来れました。
バイクを降りながら、ありがとうを二度言う前に、おじさんは「バーイ!」と風のように去っていきました。ターミナル前で立ったまま、オジサンのバイクを目で追いましたが、すぐにいなくなってしまった。
そして考えが頭をめぐる。
「No Money??」と言った自分は、オジサンの目にどう映っただろうかと。
なんだかとても恥ずかしいような気持ちになってしまいました。
親切、信用、お金、悪巧み…海外にいる間、警戒心とはいくらあっても足りないものだという信念は持ちつつも、人の本当の親切の前では、そのバランスが難しいものだな、と改めて感じる出来事でした。
ターミナルに荷物を預けて、途中遊んでいた子供達の写真を撮って、再び中心街です。さぁ出発まで5時間。
何をしようか。
ではでは。
