職歴詐称について第2回目です。
本日は年金手帳編です。
職歴詐称してヒヤヒヤしている人はきっとこんな
不安を抱えていると思います。
①年金手帳を提出しているから、社会保険の
取得手続きの時に基礎年金番号からバレて
しまうんじゃないか?
②雇用保険の被保険者番号からバレるんじゃないか?
今回は①についてお話します。
まず、普通は基礎年金番号があるからといって、それだけで
手続き時に職歴が企業側にバレることはありません。
入社する人が社会保険の手続きをするには、所定の用紙に
基礎年金番号を記入しなくてはいけません。そのために企業は
年金手帳の提出を求めているだけです。
そして社会保険の手続きをした時に、職歴が出てきてしまう
ということもありません。
ただし気を付けなくてはいけないこともあります。
過去に転職した時や、仕事を辞めて国民年金に加入した時に、
役所に年金手帳を出してしまうと加入や喪失をした日付が
載ってしまうのです。
日付が載っている年金手帳を転職先に提出した場合、職歴詐称した
履歴書と矛盾があると、職歴詐称がバレてしまいます。
役所によっては日付を印刷しない場合もあります。
気になる人は1度自分の年金手帳の中身を確認してみましょう。
これから転職する人向けに1つのテクニックとして、仕事を辞めて
国民年金加入の手続きをする時は、年金手帳の提出をしない
方法もあります。理由は「持ってくるのを・忘れた」で十分だと思います。
日付が記載されていなければ、通常の手続きをしている企業なら
年金手帳から職歴がバレる事は無いので安心してください。
次回は雇用保険の加入手続きについてお話したしたいと思います。
※今回の記事と次回の雇用保険編の記事は、通常手続きについて
お話しています。
通常ではない企業もあるので注意が必要です。
それはどんな場合か?についても今後お話していく予定です。